gdb

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gdb とは、デバッガです。デバッガとは、プログラムをデバッグするために使用されます。プログラムがどのような状態で、どのように動くのかを調べるために使われます。

読み方

gdb
じーでぃーびー

概要

gdbは、プログラムのデバッグのために使用します。 プログラムをデバッグするときに、対象のバイナリに、デバッグ情報が含まれているとデバッグしやすくなります。

インストール

デバッグをしやすくするオプション

デバッグ情報を追加するためには、gcc では

  • -g3
  • -ggdb

のオプションを利用できます。 詳しくは、 gdbでデバッグするためのgccのデバッグ情報のオプション をご参照下さい。

実行例

$ gdb a.out
...
(gdb) b main
(gdb) run
(gdb) n

コンパイラとデバッガのバージョン

Cコンパイラとデバッガ(gdb)の組み合わせによっては、うまく機能しないことがあります。 うまく機能しない、というのは、 gcc で -g オプションを追加したのに、gdb がデバッグ情報がない、といってくるケースです。

FreeBSD で gcc5 をインストールして、作成したバイナリを FreeBSD のデフォルトの gdb 6系でデバッグしようとしたときに、デバッグ情報が読めませんでした。 gdb 7 をインストールして、試したところ、 gdb 7では、デバッグ情報が参照できました。

デバッグ情報のオプションを使用しているのに、gdb がデバッグ情報を読めない場合には、gdb のほかのバージョンを試してみてください。

関連項目




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