BRK

Section: System Calls (2)
索引 jman

BSD mandoc

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名称

brk sbrk - データセグメントのサイズを変更する

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ライブラリ

Lb libc

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書式

In sys/types.h In unistd.h Ft int Fn brk const void *addr Ft void * Fn sbrk intptr_t incr

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解説

Bf -symbolic Fn brk 関数と Fn sbrk 関数は、現代的な仮想メモリ管理が現れる以前の、古いインタフェースです。 Ef

Fn brk 関数と Fn sbrk 関数は、プロセスのデータセグメントに割り当てられたメモリ量を変更するために使用されます。これは、 ``ブレーク'' 位置を移動することで実現します。ブレークとは、プロセスの初期化されていないデータ ( ``BSS'' としても知られています) の後の最初のアドレスのことです。

Fn brk 関数は、ブレークを Fa addr に設定します。

Fn sbrk 関数は、ブレークを Fa incr バイトだけ増し、結果として少なくとも Fa incr バイトの新規メモリをデータセグメントに割り当てます。 Fa incr が負の場合、ブレークは Fa incr バイトだけ減らされます。

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注

カーネルが管理する実際のプロセスデータセグメントサイズはページ単位でのみ増減しますが、これらの関数は、ブレークを境界にあわない値に設定することを許します (すなわち、データセグメントの最終ページ中の任意のアドレスを指して構いません)。

プログラムのブレークの現在値は、 Fn sbrk 0 を呼び出すことで判定可能です。 end(3) も参照してください。

getrlimit(2) システムコールは、データセグメントの許容できる最大のサイズを決定するのに利用できます。 ``etext + rlim.rlim_max '' を越えるブレークを設定することはできません。 rlim.rlim_max は Fn getrlimit RLIMIT_DATA &rlim の呼び出しから返された値です ( etext の定義については end(3) を参照してください)。

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