MPROTECT
Section: System Calls (2)
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jman
BSD mandoc
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名称
mprotect
- ページの保護属性を制御する
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ライブラリ
Lb libc
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書式
In sys/mman.h
Ft int
Fn mprotect const void *addr size_t len int prot
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解説
Fn mprotect
システムコールは指定のページが保護属性
Fa prot
を持つように変更します。
すべての場合においてページ単位での保護属性を保証するわけではありません。
保護属性変更の細かさはリージョン全体と同じ大きさかもしれません。
リージョンは
Vt struct vm_map_entry
の start (開始) と end (終了) のアドレスで定義される仮想アドレス空間です。
現在、以下の OR をとって組み合わせることが可能な保護ビットが知られています。
- PROT_NONE
-
全く保護しません。
- PROT_READ
-
ページは読取り可能です。
- PROT_WRITE
-
ページは書込み可能です。
- PROT_EXEC
-
ページは実行可能です。
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戻り値
Rv -std mprotect
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エラー
Fn mprotect
システムコールは次の場合に処理を失敗します:
- Bq Er EINVAL
-
Fa addr
引数と
Fa len
引数で指定している仮想アドレス範囲は有効ではありません。
- Bq Er EACCES
-
呼び出しプロセスは
Fa prot
引数によって指定される値に保護属性を変更することを許可されていません。
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関連項目
madvise(2),
mincore(2),
msync(2),
munmap(2)
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歴史
Fn mprotect
システムコールは
BSD 4.4
ではじめて登場しました。
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Index
- 名称
-
- ライブラリ
-
- 書式
-
- 解説
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- 戻り値
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- エラー
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- 関連項目
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- 歴史
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Time: 07:06:28 GMT, January 12, 2009