NANOSLEEP

Section: System Calls (2)
索引 jman

BSD mandoc
 

索引

名称

nanosleep - ナノ秒単位の間隔でプロセス実行を中断する  

索引

ライブラリ

Lb libc  

索引

書式

In time.h Ft int Fn nanosleep const struct timespec *rqtp struct timespec *rmtp  

索引

解説

Fn nanosleep システムコールによってプロセスは指定の時間だけ休眠状態になります。 シグナルによる割り込み時の SA_RESTART 値に無関係に、マスクされていないシグナルがあると プロセスの休眠状態は早めに終了します。  

索引

戻り値

要求された時間が経過したために Fn nanosleep システムコールが戻った場合、返される値は 0 になります。

シグナルが配信されたために Fn nanosleep システムコールから戻った場合に返される値は -1 になり、割り込みを示すために グローバル変数 errno が設定されます。 Fa rmtp が NULL でない場合、それが参照する timespec 構造体は非休眠時間で更新されます (要求時間から、実際に休眠状態にあった時間を減算したものです)。  

索引

エラー

Fn nanosleep システムコールは、次の場合に失敗します:

Bq Er EFAULT
Fa rqtp または Fa rmtp のどちらかが、 プロセスに割り当てられたアドレス空間の範囲外のメモリを指しています。
Bq Er EINTR
Fn nanosleep システムコールはシグナルの配信によって割り込まれました。
Bq Er EINVAL
Fa rqtp 引数に 0 未満か、10 億ナノ秒以上の値を指定しました。
Bq Er ENOSYS
Fn nanosleep システムコールはこのシステムではサポートされていません。

 

索引

関連項目

sigsuspend(2), sleep(3)  

索引

規格

Fn nanosleep システムコールは St -p1003.1b-93 に適合しています。


 

索引

Index

名称
ライブラリ
書式
解説
戻り値
エラー
関連項目
規格

jman



Time: 07:06:29 GMT, January 12, 2009