typedef enum { FP_RN, /* round to nearest */ FP_RM, /* round down to minus infinity */ FP_RP, /* round up to plus infinity */ FP_RZ /* truncate */ } fp_rnd_t; Ft fp_rnd_t Fn fpgetround void Ft fp_rnd_t Fn fpsetround fp_rnd_t direction typedef enum { FP_PS, /* 24 bit (single-precision) */ FP_PRS, /* reserved */ FP_PD, /* 53 bit (double-precision) */ FP_PE /* 64 bit (extended-precision) */ } fp_prec_t; Ft fp_prec_t Fn fpgetprec void Ft fp_prec_t Fn fpsetprec fp_prec_t precision
#define fp_except_t int #define FP_X_INV 0x01 /* invalid operation */ #define FP_X_DNML 0x02 /* denormal */ #define FP_X_DZ 0x04 /* zero divide */ #define FP_X_OFL 0x08 /* overflow */ #define FP_X_UFL 0x10 /* underflow */ #define FP_X_IMP 0x20 /* (im)precision */ #define FP_X_STK 0x40 /* stack fault */Ft fp_except_t Fn fpgetmask void Ft fp_except_t Fn fpsetmask fp_except_t mask Ft fp_except_t Fn fpgetsticky void Ft fp_except_t Fn fpresetsticky fp_except_t sticky解説
浮動小数点例外が検出されると、例外スティッキフラグが設定され、例外マスク が検査されます。マスクが設定されている場合はトラップが発生します。この ルーチンでは、浮動小数点例外マスクの設定、および例外が発生した後での例外 スティッキフラグのリセットができます。浮動小数点丸めモードと精度も 設定できます。Fn fpgetround 関数は、現在の浮動小数点丸めモードを戻します。
Fn fpsetround 関数は、浮動小数点丸めモードを設定し、前のモードを 戻します。
Fn fpgetprec 関数は、現在の浮動小数点精度を戻します。
Fn fpsetprec 関数は、浮動小数点精度を設定し、前の精度を戻します。
Fn fpgetmask 関数は、現在の浮動小数点例外マスクを戻します。
Fn fpsetmask 関数は、浮動小数点例外マスクを設定し、前のマスクを戻します。
Fn fpgetsticky 関数は、現在の浮動小数点スティッキフラグを戻します。
Fn fpresetsticky 関数は、浮動小数点スティッキフラグをクリアし、前のフラグ を戻します。
以下は、0 除算によるトラップを防ぐコード例です。
fpsetmask(~FP_X_DZ); a = 1.0; b = 0; c = a / b; fpresetsticky(FP_X_DZ); fpsetmask(FP_X_DZ);関連項目
isnan(3)警告
浮動小数点例外が発生した後、かつ、マスクを設定する前に、 スティッキフラグをリセットする必要があります。スティッキフラグをリセット する前に別の例外が発生した場合は、誤った例外タイプが 通知されることがあります。歴史
このルーチンは、同じ名前の SysV/386 ルーチンに基づいています。
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