バイナリは、DHCP サーバのコンフィギュレーションファイル中に指定することで、 他のブートファイルと同様にロードされます。 ISC DHCP v2 サーバ向けのコンフィギュレーションのサンプルを以下に示します:
option domain-name "example.com";
option routers 10.0.0.1;
option subnet-mask 255.255.255.0;
option broadcast-address 10.0.0.255;
option domain-name-servers 10.0.0.1;
server-name "DHCPserver";
server-identifier 10.0.0.1;
default-lease-time 120;
max-lease-time 120;
subnet 10.0.0.0 netmask 255.255.255.0 {
filename "pxeboot";
range 10.0.0.10 10.0.0.254;
}
は、ディレクティブ
next-server
および
option root-path
を、サーバおよびファイル要求の NFS マウントパスとしてそれぞれ認識するか、
あるいは TFTP 要求を送るサーバとして認識します。
は、他のファイルをロードする前に、指定したサーバから
/boot/loader.rc
を読み込むことを想定していることに注意してください。
その他の点では、 は loader(8) と同じように振舞います。
PXE はまだ成熟したものではないため、ファームウェアのバージョンによっては 正常に動作しない可能性があります。 ブートローダは Intel ファームウェア version 0.99 上で綿密にテストされましたが、 より新しい 2.0 ファームウェアのプレリリースバージョンでは 問題があることが判明しています。 デバイス製造者の最新の安定リリースをチェックしてください。
Intel の PXE 仕様および Wired for Management (WfM) システムに関する 更に詳細な情報については、 http://developer.intel.com/ial/wfm/ を参照してください。