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ASA(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル ASA(1)

名称

asa − 行送り制御文字を解釈する

書式

asa [file ...]

解説

asa ユーティリティはファイルを順に読み込み、 FORTRAN の行送り制御文字をラ インプリンタ制御シーケンスに変換して標準出力へ書き出します。

各行の最初の文字は行送り制御文字として解釈されます。以下の文字が下記のよ うに解釈されます:

       ⟨空白⟩

変更せずにその行の残りを出力します。

0
その行の残りを出力する前に、 ⟨改行⟩ 文字を出力します。

1
その行の残りを出力する前に、 ⟨フォームフィード⟩ 文字を出力しま す。

+
その行の残りを出力する前に、前の行の ⟨改行⟩ を ⟨復帰文字⟩ で置き 換えます。

上記以外の文字で始まる行は、 ⟨空白⟩ で始まっているものとして扱われます。

診断

ユーティリティ asa は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し ます。

使用例

FORTRAN プログラムの出力を含むファイルを見るためには:

asa file

FORTRAN プログラムの出力を整形して、ラインプリンタにリダイレクトするには:

a.out | asa | lpr

関連項目

f77(1)

規格

asa ユーティリティは IEEE Std 1003.1-2001 (‘‘POSIX.1’’) に適合していま す。

作者

J.T. Conklin, Winning Strategies, Inc.

FreeBSD 10.0 May 9, 2002 FreeBSD 10.0

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