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BRANDELF(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル BRANDELF(1)

名称

brandelf − ELF バイナリに特定 ABI 向けのマークをつける

書式

brandelf [−lv] [−f ELF_ABI_number] [−t string] file ...

解説

本コマンドは ELF バイナリにマークをつけ、 FreeBSD 用のある ABI 環境下で動 作するようにします。

オプションは以下の通りです:

       −f ELF_ABI_number

指定した ELF ABI 番号の印を強制的に付けます。 −t オプションと 非互換です。これらの値は SCO/USL が割り当てます。

−l
既知の ELF タイプをすべて、標準エラーチャネルに列挙します。

−v
詳細な報告を出力します。

−t string
指定された ELF バイナリの ABI タイプとして string をマークし ます。現在サポートされている ABI は ‘‘FreeBSD’’, ‘‘Linux’’, ‘‘SVR4’’ です。

file
同時に −t string が指定されていれば、 file にタイプ string の マークを印します。それ以外の場合は、単に file のマークを表示 します。

実行例

brandelf コマンドの典型的な使用例を以下に示します:

% brandelf file

% brandelf -t Linux file

診断

成功すると 0 で終了します。ファイルが存在しない、短すぎる、正しくマーク付 けできなかった、または −f オプションが設定されなかったにもかかわらず要求 されたマークが既知のタイプのいずれでもなかった場合には 1 で終了します。

関連項目

       The Santa Cruz Operation, Inc.,                                         System V Application BinaryInterface,                  April 29, 1998 (DRAFT),     http://www.sco.com/developer/devspecs/.

歴史

brandelf のマニュアルページは FreeBSD 2.2 で初めて登場しました。

作者

このマニュアルページは John-Mark Gurney ⟨gurney_j@efn.org⟩ によって記述さ れました。

FreeBSD 10.0 February 6, 1997 FreeBSD 10.0

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