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FONTEDIT(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル FONTEDIT(1)

名称

fontedit − フォントを編集する

書式

fontedit file

解説

fontedit ユーティリティは、 VT220 端末のダウンライン再読み込み可能文字集 合 (DRCS) を編集するために使われます。エディタは二つのディスプレイ領域か らできています。一方は現在操作しているものを表示し、もう一方は完全な DRCS を表示します。エディタに対するコマンドはファンクションキーで与えます。

fontedit ユーティリティは、コマンドライン引数として file 名を取ります。こ のファイルは、文字集合を保存するために使われます。 fontedit が立ち上げら れた時にファイルが存在していれば、 DRCS を初期化するために読み込まれま す。 fontedit が終了する時には、そのファイルに書き込まれます。

fontedit に対するコマンドはファンクションキーの形式で与えます。現在の定義 は以下の通りです。

       HELP

ヘルプ画面を表示します。

F6
カーソルのある場所の画素をオンにします。

F7
カーソルがある場所の画素をオフにします。

F13
文字表示領域を消去します。

Find
フォントテーブル内の現在のフォントを保存します。 DRCS 表示を更新 します。

Select
DRCS 表示のカーソルで選択された文字を文字領域に取り出します。

Prev
DRCS 表示領域で一つ前の文字にカーソルを移動します。

Next
DRCS 表示領域で次の文字にカーソルを移動します。

Insert
現在のカーソル位置に空行を挿入します。一番下の行は失われます。

Remove
現在のカーソル位置の行を抹消します。その位置の下の方にある全ての 行は一つ上にシフトされます。

Cursors
主表示領域のカーソルを動かします。

画面が変になった場合は、 ⟨control-L⟩ を押してください。

fontedit の終了には ⟨control-D⟩ を押してください。 DRCS は file に保存さ れます。 DRCS を保存せずに終了するためには、(普通は DEL になっている) 中 断キーを押してください。

診断

fontedit ユーティリティは、文字に変更が加えられた時に保存しないと警告を発 します。また、 Select を使う時のようないくつかの破壊的な能力のあるコマン ドが使われた時も警告を発します。コマンドを実行するためには、コマンドを再 発行する必要があります。

作者

Greg Franks

FreeBSD 10.0 January 16, 2001 FreeBSD 10.0

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