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FROM(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル FROM(1)

名称

from − スプールにあるメールが誰から送られたものかを表示する

書式

from [−c] [−s sender] [−f file] [user]

解説

from ユーティリティは、起動したユーザのポストオフィス (デフォルトは /var/mail/*) を読んで、メールのヘッダを表示します。

次のオプションが使用可能です:

       −c

メッセージ数を表示するだけで、終了します。

−f file
デフォルトのポストオフィス ( /var/mail/* のファイル) のかわりに、 指定された file を読んでメールのヘッダを表示します。このとき、引 数 user は無視されます。ファイル名が - の場合、標準入力より読み取 ります。

−s sender
From アドレス (メールの送り手) に、 sender で指定された文字列を含 むメールに関するものだけを表示します。

user が与えられると、指定された user のポストオフィスをチェックします (権 限が必要です)。

環境変数

       MAIL

セットされている場合、コマンドを起動したユーザのメールボック スとなります。指定されていない場合には /var/mail のデフォルト のものが使用されます。

関連ファイル

       /var/mail/*

メールのポストオフィス

関連項目

biff(1), mail(1)

歴史

from コマンドは 3.0BSD から登場しました。

FreeBSD 10.0 December 30, 1993 FreeBSD 10.0

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