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G711CONV(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル G711CONV(1)

名称

g711conv − G.711 に従う変換

書式

g711conv [−a] [−u] [−P] [−A] [−R]

解説

g711conv ユーティリティは isdn4bsd パッケージの一部分です。 ITU G.711で規 定されている A-Law と u-law フォーマット間の変換に使われます。このコマン ドは Sun Microsystems, Inc. によって実装されたリファレンス実装に基づいて います。 Sun Microsystems, Inc. のリファレンス実装は自由に入手可能で自由 に利用することができます。

以下のオプションが利用可能です:

       −a

A-law から u-law へ変換します。

−u
u-law から A-law へ変換します。

−r
変換前にビット反転を行います。

−R
変換後にビット反転を行います。

−P
実際の変換をする代わりに、標準出力に結果として生じる変換テーブル を (C のソースとして) 表示します。

規格

A-Law と u-law 間の変換方法は、 ITU Recommendation G.711 で規定されていま す。

参考になる実装は Sun Microsystems, Inc. によって行われており、これは http://www.itu.int/itudoc/itu-t/rec/g/g700-799/refimpl.txt から参照できま す。

使用例

次のコマンド:

      g711conv -P -a

は標準出力に C のソースとして A-law から u-law への変換テーブルを表示しま す。

次のコマンド:

      cat max_headroom.ul | g711conv -u -R > /dev/i4btel0

は u-law 形式の Max Headroom の音声を A-law へ変換して変換結果のビットを 逆にし、そしてアクティブな isdn4bsd 電話コネクションへデータを送ります。

作者

g711conv ユーティリティとこのマニュアルページは Hellmuth Michaelis ⟨hm@kts.org⟩ が書きました。これらは Sun Microsystems, Inc. が書いた G.711 変換リファレンスコードと、
Stefan Bethke が isdn4bsd へ寄贈したコードに基づいています。

FreeBSD 10.0 March 15, 1999 FreeBSD 10.0

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