grog − groff コマンドのオプションを推測する |
grog [ −option ... ] [ files ... ] |
grog は files を読取って groff(1) のオプション −e, −man, −me, −mm, −mom, −ms, −mdoc, −mdoc-old, −p, −R, −g, −G, −s, −t の中でどのオプ ショ ンが files を印字するために必要かを推測し、それらのオプションを含んだ形 での groff コマンドを標準出力に書き出します。ファイル名として − を指 定 し た場合は標準入力を参照します。ファイルが指定されなかった場合も標準入 力を読み取ります。指定したオプションはすべて書き出されるコマンドに含 ま れ ます。オプションとその引数の間に空白を入れてはいけません。認識される オプションは、互換モードを有効にする −C (本オプションも渡されます) と、 バージョン番号を表示する −v だけです。 例えば、 |
`grog −Tdvi paper.ms` |
は paper.ms を印字する適切なコマンドを推測し −Tdvi オプションを追加して から実行します。 |
doctype(1), groff(1), troff(1), tbl(1), pic(1), eqn(1), refer(1), grn(1), grap(1), soelim(1) |