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LDD(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル LDD(1)

名称

ldd − 依存する共有オブジェクトの一覧

書式

ldd [−a] [−v] [−f フォーマット] プログラム ...

解説

ldd ユーティリティは、指定されたプログラムの実行または指定された共有オブ ジェクトのロードに必要な、すべての共有オブジェクトを表示します。 nm(1) と は異なり、共有オブジェクトが更に別の共有オブジェクトを必要としているよう な ‘‘間接’’ 依存にも対応しています。

0、 1、あるいは 2 つの −f オプションが使用できます。その引数は、 rtld(1) に渡されるフォーマット文字列であり、 ldd の出力をカスタマイズします。使用 できる変換文字のリストは rtld(1) を見てください。

−a オプションは、各ロードオブジェクトが必要とするすべてのオブジェクトの一 覧を表示します。本オプションは a.out(5) バイナリに対しては動作しません。

−v オプションは、実行プログラム中の符号化されたダイナミックリンクヘッダの 冗長なリストを表示します。各フィールドの意味についてはソースコードとイン クルードファイルを見てください。

関連項目

ld(1), nm(1), rtld(1)

歴史

ldd は SunOS 4.0 で最初に登場し、 FreeBSD 1.1 で現在の形になりました。

−v のサポートは、 John Polstra ⟨jdp@polstra.com⟩ によって書かれたコードに 基づいています。

FreeBSD 10.0 October 22, 1993 FreeBSD 10.0

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