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MANPATH(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル MANPATH(1)

名称

manpath − マニュアルページのユーザのサーチパスを決める

書式

manpath [−dLq]

解説

manpath はシステム標準およびユーザの PATH からユーザのマニュアルページの サーチパスを決め、結果を標準出力へ表示します。また警告およびエラーは標準 エラー出力へ出力します。ユーザの PATH 中のディレクトリが manpath.config ファイルに無いときには、 manpath はそのディレクトリで man または MAN とい う名前のサブディレクトリを探し、見付かればそれをサーチパスに追加します。 これらが存在せず、ディレクトリが /bin で終了する場合、 manpath/bin/man で置き換え、このディレクトリが存在するか検査します。これが存在する場 合、サーチパスに追加されます。

manpathman(1) がサーチパスを決めるのにも使用します。したがって、普通 はユーザが環境変数 MANPATH を直接設定する必要はありません。

オプションを以下に示します:

       −d

追加のデバッグ情報を表示します。

−L
(存在すれば) マニュアルロケールリストを表示します。

−q
「静かに」実行します。最終的なマニュアルページのサーチパスだ けを表示します。

環境変数

       MANPATH

MANPATH を設定すると manpath はその設定を標準出力に表示し、標 準エラー出力に警告を出力します。
MANLOCALES
MANLOCALES が設定され −L オプションが指定されると、 manpath はその設定を標準出力に表示し、標準エラー出力に警告を出力しま す。

関連ファイル

       /etc/manpath.config

システムの設定ファイル

関連項目

apropos(1), man(1), whatis(1)

バグ

既知のバグはありません。

FreeBSD 10.0 August 16, 1999 FreeBSD 10.0

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