スポンサーリンク

MKDIR(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル MKDIR(1)

名称

mkdir − ディレクトリの作成

書式

mkdir [−pv] [−m mode] directory_name ...

解説

mkdir ユーティリティは、オペランドで指定されたディレクトリを作成します。 作成する順番は指定された順番です。作成されるディレクトリのパーミッション は、 rwxrwxrwx (0777) に umask(2) の修正を加えたものです。

オプションとしては以下のものがあります:

       −m mode

作成されるディレクトリのパーミッションを指定します。 mode の書式 は chmod(1) コマンドと同じです。シンボリック形式で指定する場合、 ‘‘+’’ および ‘‘-’’ は、最初のパーミッションが ‘‘a=rwx’’ であるも のとして解釈されます。

−p
必要に応じて途中のディレクトリを作成します。このオプションが指定 されていない場合には、 directory_name で指定するパスの途中のディ レクトリは既に存在している必要があります。また、本オプションを指 定時には、オペランドとして指定したディレクトリが既に存在しても、 エラーは報告されません。途中に作成されるディレクトリのパーミッ ションは、 rwxrwxrwx (0777) に現在の umask の修正を加えたものに、 所有者に対する書き込みと検索パーミッションが加わった値となりま す。

−v
ディレクトリ作成時に冗長になり、作成時にこれを表示します。

ユーザは親ディレクトリに対する書き込みパーミッションを持っている必要があ ります。

診断

ユーティリティ mkdir は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了 します。

関連項目

rmdir(1)

互換性

−v オプションは非標準であり、スクリプト中での使用は非推奨です。

規格

mkdir ユーティリティは IEEE Std 1003.2 (‘‘POSIX.2’’) 互換です。

歴史

mkdir コマンドは Version 1 AT&T UNIX から登場しました。

FreeBSD 10.0 January 25, 1994 FreeBSD 10.0

スポンサーリンク