SCON(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル SCON(1)
名称
scon − pcvt ビデオドライバのスクリーンモードを制御する |
書式
scon [−a] [−c screenno] [−d device] [−f on|off] [−h] [−H] [−l] [−m] [−v] [−V] [−s lines] |
scon [−v] [−d device] −p entry,red,green,blue |
scon [−v] [−d device] −p default |
scon [−v] [−d device] −p list |
scon [−v] −t timeout |
scon [−v] −1 | −8 |
解説 |
scon ユーティリティは pcvt vt220 ドライバの実行時動作の様々な側面を制御し ます。 オプションは以下です: |
−a
pcvt が認識したビデオアダプタを文字列で返します。 MDA, HGC, CGA, EGA, VGA または UNKNOWN が返されます。 −c −d −f −h −l −m −v −V −H −s −p 引数 ‘‘default’’ を指定すると、 (VGA ROM BIOS がハードウェアリ セット後にインストールするように) デフォルトパレットを回復しま す。 引数 ‘‘list’’ を指定すると、現在の VGA DAC パレットエントリを列挙 します。各エントリは、テーブルインデックス、赤緑青の値、名前が有 る場合は色名を持ちます。後続する空のテーブルスロット (RGB 値が全 て 0) は省略されます。 |
上記以外の場合、コンマで区切った 4 つの引数が期待されます。 1 番 目が変更すべきパレットエントリの番号を指定します。これは |
0 か ら 255 までの値か、 (大文字小文字を区別する) 色名です。後続する値 は 0 から 63 までの値域である赤緑青の値であり、 VGA DAC が変換に 使用します。読みやすさのために、引数の最初の区切りはコンマ ‘‘,’’ でなくコロン ‘‘:’’ であっても良いですが、一般的なコマンド引数の決 まりを破っていることに注意して下さい。不明確にならなければ、複数 の −p オプションを指定可能です。 |
−t −1 −8 HP と VT のモードを切り替えると、切り替え時に 24 行強制モードがオンオフさ れます。 80 カラムと 132 カラムを切り替えると、スクリーンが消去され、スク ロール範囲がリセットされ、カーソルがホームポジションに移動します。 使用例 |
コマンド ‘‘scon −H −s 28’’ は現在のスクリーンを HP モードにし、スクリーン サイズを 28x80 にします。 ‘‘ |
scon −p lightgray,0,15,0 −p 0:45,45,45’’ を起動すると、通常のテキストが灰色背景の緑色になります。通常のテキストは、白だと思うかも知れませんが、灰色です。
バグ
−c と −d のオプションはなぜか衝突します。将来のリリースで変更されるでしょ う。 |
関連項目
cursor(1), loadfont(1), pcvt(4) FreeBSD 10.0 March 27, 2000 FreeBSD 10.0 |