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SMBUTIL(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル SMBUTIL(1)

名称

smbutil − SMB リクエスタとのインタフェース

書式

smbutil [−hv] command [options] [args]

解説

smbutil コマンドは、SMB リクエスタの制御と、様々なコマンドの発行に使用さ れます。

指定される command に対して 2 種類のオプション、すなわち共通オプションと 個別オプションがあります。

共通オプションは次の通りです:

       −h

短かいヘルプメッセージを表示します。

−v
出力を冗長にします。

コマンドと対応する個別オプションは次の通りです:

crypt [password]
クリアテキストパスワードを暗号化して、 ~/.nsmbrc ファイルに格納で きるようにします。暗号化されたパスワードは、 ‘$$1’ というシンボル で開始します。警告: 暗号化関数は非常に弱く、クリアテキストパス ワードを隠すことだけを意図しています。コマンドラインに password が指定されないと、 smbutil は入力を促します。

help command
command
に関する使用方法を表示します。

lc
アクティブな接続とそれらのパラメータを列挙します。

login [connection_options] //user@server[/share]
指定した servershare に対し、 user として、ログイン/接続しま す。このコマンドは、SMB サーバに対する接続を作成して認証した後、 これをアクティブなままにして終了します。よって、ユーザはただ 1 度 だけログインすればよく、その後は認証手続きや追加の接続無しに他の SMB コマンドを使用可能です。 [−connection_options] の解説について は、 mount_smbfs(8) マニュアルページを参照してください (すべての 大文字のオプションは、接続オプションです)。

logout //user@server[/share]
指定した servershare に対し、 user として、ログアウト/接続切 り離しを行います。このコマンドは、 login コマンドで作成した接続を 破棄します。他のプログラムが使用中の接続は、すぐには閉鎖されませ ん。

lookup [−w host] name
指定した name を、IP アドレスに解決します。 NetBIOS 名前サーバ は、 −w オプションで直接指定可能です。

print [connection_options] //user@server/share file
指定した file を、指定したリモートサーバのキューに送ります。 file- の場合、標準入力が使用されます。

view [connection_options] //user@server
指定した server 上でユーザ user が使用可能な資源を列挙します。

関連ファイル

       ~/.nsmbrc

各接続の記述を保持します。詳細は ./examples/dot.nsmbrc を参照 してください。

作者

Boris Popov ⟨bp@butya.kz⟩, ⟨bp@FreeBSD.org⟩

バグ

どんなバグでも作者に報告してください。

FreeBSD 10.0 February 14, 2000 FreeBSD 10.0

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