TFTP(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル TFTP(1)
名称
tftp − 簡単なファイル転送プログラム |
書式
tftp [host [port]] |
解説 |
tftp ユーティリティは、インターネット TFTP (Trivial File Transfer Protocol) を用いて、リモートマシンとの間のファイル転送を行うためのユーザ インタフェースです。リモートマシン名 host は、 tftp 起動時にコマンドライ ンで指定することが可能です。この場合、 host はファイル転送を行う際のデ フォルトのホストとして使われます。 (以下の connect コマンドを参照のこ と)。 |
コマンド
tftp 起動後、コマンド入力を促すプロンプト ‘‘tftp>’’ が表示されます。この 状態で使用できるコマンドは以下の通りです。 |
? command-name ...
ヘルプメッセージを出力します。 ascii binary connect host [port] get [ ホストに IPv6 数値アドレスを指定するには、 ‘‘[3ffe:2900:e00c:ffee::1234]:file’’ のように角括弧で括り、IPv6 アドレスの区切りのコロンとホストとファイル名の区切りのコロンとが 区別できるようにしてください。 mode transfer-mode put file [[ quit rexmt retransmission-timeout status timeout total-transmission-timeout trace verbose バグ |
TFTP プロトコルには、ユーザ認証機構がないために、リモートマシン上のファイ ルには何らかの種類のアクセス制限が生じることがあります。それらに関しては いろいろな例があるため、ここには記述しません。 33488896 オクテット (65535 ブロック) を越えるファイルは、クライアントと サーバがブロックサイズのネゴシエーション (RFC1783) をサポートしていなけれ ば、転送不可能です。 |
歴史
tftp コマンドは 4.3BSD から登場しました。 FreeBSD 10.0 October 1, 2003 FreeBSD 10.0 |