TOUCH(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル TOUCH(1)
名称
touch − ファイルのアクセス時刻と変更時刻を変える |
書式
touch [−acfhm] [−r file] [−t [[CC]YY]MMDDhhmm[.SS]] file ... |
解説 |
touch は、 file で指定したファイルのアクセス時刻と変更時刻を、現在の時刻 に変えるものです。ファイルが存在しなかった場合は、デフォルトのファイルの パーミッションで、サイズ 0 のファイルが作成されます。 オプションとしては以下のものがあります。 |
−a
ファイルのアクセス時刻を変えます。同時に −m が指定されていなけれ ば修正時刻は変えません。 −c −f −h −m −r −t ‘‘CC’’ と ‘‘YY’’ が指定されていないと、現在の年になります。 ‘‘SS’’ が指定されていないと、値は0となります。 診断 |
ユーティリティ touch は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了 します。 |
関連項目
互換性
旧形式、つまり、第一引数で日付の指定を行なう方式も受け付けます。 −r や −t がない場合で、少なくとも引数が 2 つあり、最初の引数が 10 進数の文字列で 8 文字か 10 文字の場合に、 ‘‘MMDDhhmm[YY]’’ の形式で日付が指定されたものと みなします。それぞれの記号の扱いは −t オプションと同様です。 ‘‘YY’’ が 69 から 99 の間なら 1969 年 から 1999 年が、それ以外は 2000 年 から 2068 年 とみなされます。 |
歴史
touch ユーティリティは Version 7 AT&T UNIX から現れました。 |
規格
touch ユーティリティは IEEE Std 1003.2 (‘‘POSIX.2’’) のスーパセットです。 FreeBSD 10.0 April 28, 1995 FreeBSD 10.0 |