GETUID(2) FreeBSD システムコールマニュアル GETUID(2)
名称
getuid, geteuid − ユーザ識別子を得る |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <unistd.h> uid_t |
getuid(void); uid_t |
geteuid(void); |
解説 |
getuid() システムコールは、呼び出しプロセスの実ユーザ ID を返します。 geteuid() システムコールは、呼び出しプロセスの実効ユーザ ID を返します。 実ユーザ ID は、プログラムを起動したユーザの ID です。実効ユーザ ID は、 ‘‘ユーザ ID 設定’’ モードプロセスの実行中にプロセスに追加のパーミッション を与えるので、 getuid() を使用して呼び出しプロセスの実ユーザ ID を把握し ます。 |
エラー
getuid() システムコールと geteuid() システムコールは必ず正常に完了するの で、エラーを示すための戻り値はありません。 |
関連項目
規格
geteuid() システムコールと getuid() システムコールは ISO/IEC 9945-1:1990 (‘‘POSIX.1’’) に適合しています。 |
歴史
getuid() 関数と geteuid() 関数は Version 7 AT&T UNIX ではじめて登場しまし た。 FreeBSD 10.0 June 4, 1993 FreeBSD 10.0 |