UNDELETE(2) FreeBSD システムコールマニュアル UNDELETE(2)
名称
undelete − 削除したファイルの回復 |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <unistd.h> int |
undelete(const char *path); |
解説 |
undelete() システムコールは、 path で指定された削除済みファイルを回復しよ うとします。現在は、指定されたオブジェクトがユニオンファイルシステムのホ ワイトアウトである場合に限って動作します。このシステムコールはホワイトア ウトを削除し、ユニオンスタックの下層にあるオブジェクトが表示されるように します。 最終的に undelete() 機能は、その他のログ構造ファイルシステムのような削除 済みファイルを回復できるファイルシステムに拡張されるでしょう。 |
戻り値
関数 undelete() は、処理が成功すると値 0 を返します。そうでない場合、値 -1 が返され、グローバル変数 errno が設定されてエラーを示します。 |
エラー
undelete() は、以下の場合にエラーとなります: |
[ENOTDIR]
パスの構成要素中にディレクトリ以外のものが含まれていま す。 [ENAMETOOLONG] [EEXIST] [ENOENT] [EACCES] [EACCES] [ELOOP] [EPERM] [EIO] [EROFS] [EFAULT] 関連項目 |
歴史
undelete() 関数呼び出しは、 4.4BSD−Lite ではじめて登場しました。 FreeBSD 10.0 October 18, 1994 FreeBSD 10.0 |