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curs_scroll

名称
書式
解説
戻り値
注釈
関連項目

名称

scroll, scrl, wscrl - scroll a ncurses window

書式

#include <ncurses.h>

int scroll(WINDOW *win);
int scrl(int n);
int wscrl(WINDOW *win, int n);

解説

scroll ルーチンは、ウィンドウを 1 行だけ上方にスクロールします。これに は、ウィンドウデータ構造内の行を移動することが含まれます。ウィンドウ の ス クロール領域が画面全体である場合、最適化として、物理画面が同時にスク ロールされます。

scrl ルーチンと wscrl ルーチンでは、 n が正の場合、ウィンドウを上方に n 行 スクロールします ( 行 i+ni になります ) 。そうでない場合、ウィン ドウを下方に n 行スクロールします。これにはウィンドウキャラクタイメージ 構 造内の行を移動することが含まれます。現在のカーソル位置は変更されませ ん。

これらの関数が機能するためには、 scrollok でスクロールを有効にする必 要 があります。

戻り値

すべてのルーチンが処理失敗すると整数 ERR を返し、処理が正常に完了すると ERR 以外の整数値を返します。

注釈

scrlscroll はマクロである可能性があることに注意してください。

関連項目

ncurses(3), curs_outopts(3)

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