touchwin, touchline, untouchwin, wtouchln, is_linetouched, is_wintouched - ncurses refresh control routines |
#include <ncurses.h> |
touchwin ルーチンと touchline ルーチンは、ウィンドウ全体が描画されて い る かのようにして、ウィンドウのどの部分が接触させられたかに関するすべて の最適化情報を廃棄します。オーバラップするウィンドウを使用するときは こ れが必要なことがときどきあります。 1 つのウィンドウの変更が他のウィンド ウに影響を及ぼすものの、他のウィンドウ内でどの行が変更されたかの記録 は 変 更を反映しないからです。ルーチン touchline は、行 start から始めて、 count 行が変化したかのようにします。 untouchwin ルーチンは、 wrefresh の最後の呼び出し以降、ウィンドウ内のす べての行が変化していないとマークします。 wtouchln ルー チ ン は、 行 y で始めて、ウィンドウ内に n 行を作成し、 wrefresh の最後の呼び出し以降、変 化 し た (changed=1) か、 ま た は (changed=0) 変化していないかのように見えます。 is_linetouched ルーチンと is_wintouched ルーチンは、 wrefresh の最後の 呼び出し以降、指定の行 / ウィンドウが修正された場合は TRUE を返します。 そ う でない場合、 FALSE を返します。さらに、 is_linetouched は、指定の ウィンドウについて line が有効でない場合、 ERR を返します。 |
すべてのルーチンが、処理失敗すると整数 ERR を返してきます。処理が正常に 完了した場合は、 ERR 以外の整数値を返します。ただし、前述のルーチンの解 説で異なるように記載した場合は別です。 |
wtouchln を除くすべてのルーチンがマクロである可能性があることに注意して ください。 |
ncurses(3), curs_refresh(3). |