DAEMON(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル DAEMON(3)
名称
daemon − バックグラウンドで実行する |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <stdlib.h> int |
daemon(int nochdir, int noclose); |
解説 |
daemon() 関数は、制御端末から自分自身を切り離し、システムデーモンとして動 作することを望むプログラムのためのものです。 引数 nochdir が 0 の場合、 daemon() は現在の作業ディレクトリをルート (‘‘/’’) に変更します。 引数 noclose が 0 の場合、 daemon() は、標準入力、標準出力、および標準エ ラー出力を ‘‘/dev/null’’ にリダイレクトします。 |
エラー
エラーが発生すると、 daemon() は -1 を返し、ライブラリ関数 fork(2) と setsid(2) 規定されているエラーをグローバル変数 errno に設定します。 |
関連項目
歴史
daemon() 関数は 4.4BSD ではじめて登場しました。 FreeBSD 10.0 June 9, 1993 FreeBSD 10.0 |