スポンサーリンク

PAM_START

名称
書式
解説
戻り値
エラー
準拠
バグ
関連項目

名称

pam_start, pam_end − PAM の起動

書式

#include <security/pam_appl.h>

int pam_start(const char *service, const char *user, const struct pam_conv *conv, pam_handle_t **pamh_p);

int pam_end(pam_handle_t *pamh, int pam_status);

解説

pam_start

PAM ライブラリを初期化し、特定の サービス名でアプリケーションを 識 別します。インタフェースを初期化するときにユーザ名が分かって いない場合は、 ユーザ名を NULL にできます。 conv 引数で、対話構 造 をライブラリに渡せます (これとその他の構造の詳細については、 PAM アプリケーションの開発者用ガイドを参照してください)。初期化 が 問題なく終了すると、ライブラリに後でアクセスするための不透明 なポインタハンドルが pamh_p ポインタで戻されます。

pam_end

PAM ライブラリを終了します。 pamh ハンドルが関連するサービス ア プ リケーションが終了します。 pam_status 引数は、ライブラリから アプリケーションに戻された最新の値を渡します。これは、ライブ ラ リ の 終 了 方 法 を 示 し ま す。 この引数は戻り値を運ぶ他に、 PAM_DATA_SILENT と論理和を取ることで、モジュールがこの呼び出 し を あまり重大に扱わないよう指示可能です。一般的には、現在のライ ブラリの終了処理が fork(2) を実行したプロセスで実行されること、 お よび現行プロセスの空間外に存在するもの (ファイルなど) を親が クリーンアップすることを示します。

戻り値

pam_start

pam_end

問題がない場合は PAM_SUCCESS が戻されます。

エラー

pam_strerror(3) でテキストに変換できます。

準拠

DCE-RFC 86.0, October 1995.

PAM_DATA_SILENT フラグは、1996 年 12 月 4 日現在、DCE での受け入れが 保 留されています。

バグ

見つかっていません。

関連項目

fork(2), pam_authenticate(3), pam_acct_mgmt(3), pam_open_session(3), pam_chauthtok(3).

システム管理者モジュール開発者アプ リ ケー ショ ン 開 発 者 用 の Linux-PAM ガイドも参照してください。

スポンサーリンク