SQRT(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル SQRT(3)
名称
cbrt, cbrtf, sqrt, sqrtf − 立方根および平方根関数 |
ライブラリ
数値計算ライブラリ (libm, −lm) |
書式
#include <math.h> double |
cbrt(double x); float |
cbrtf(float x); double |
sqrt(double x); float |
sqrtf(float x); |
解説 |
cbrt() および cbrtf() 関数は、 x の立方根を計算します。 sqrt() および sqrtf() 関数は、非負の x の平方根を計算します。 |
戻り値
cbrt() および cbrtf() 関数は、要求された立方根を返します。 sqrt() および sqrtf() 関数は、エラーが発生しなければ、要求された平方根を返します。 VAX および Tahoe では、負の x の sqrt() を取ることの試みは、エラーを引き起こ します。この場合には、グローバル変数 errno を EDOM に設定し、予約されたオ ペランドフォルトが生成されます。 |
エラー (丸めなどによるもの)
cbrt() 関数は、0.7 ulp の範囲内で正確です。 VAX 上の sqrt() 関数は、0.501 ulp の範囲内で正確です。 IEEE 754 に適合し ているマシン上の sqrt は、実施中の丸め方法に従って、正確に丸められます。 その誤差は、デフォルトの方法 (四捨五入) では、 ulp の半分未満です。 ulp とは、最後に繰り上げられた位置の位 ( Unit in the Last Placce ) です。 |
関連項目
規格
sqrt() 関数は、 ISO/IEC 9899:1990 (‘‘ISO C89’’) に適合しています。 |
歴史
cbrt() 関数は、 4.3BSD で登場しました。 FreeBSD 10.0 May 6, 1991 FreeBSD 10.0 |