pt(4)

pt − SCSI プロセッサ型ドライバ

device pt0 at scbus?

解説

pt ドライバは SCSI プロセッサ型デバイスをサポートします。このような機器 は、大抵スキャナなどのデバイスであり、データストリームに機器固有の命令を 埋め込むことにより、 SCSI 接続を通信インタフェースとして使用します。

SCSI ドライバを利用する前に、各 SCSI アダプタをシステムに対して設定する必 要があります。

このデバイスは read(2), write(2) および、一般的な SCSI ioctl(2) システム コールのみが利用可能です。 ‘at scbus?’ という記述がシステムを構成するため の設定ファイル中に必要となります。これは、デバイスが SCSI デバイスである ことをシステムに通知し、適切なテーブルを生成するのに必要となります。

設定ファイル中の ‘pt0’ には ‘0’ を指定する必要があります。これは config(8) の欠陥です。

pt ドライバは独自の ioctl は持ちませんが、一般的な scsi(4) コマンドへの媒 介として動作します。これらに関しては、 sys/scsiio.h に記述されています。 scsi(4) の全てのデバッグ用 ioctl が pt デバイスで利用可能です。

N 番目の外部機器へのドライバ

関連項目

scsi(4)

pt ドライバは FreeBSD 2.1 で登場しました。

FreeBSD March 2, 1995 FreeBSD