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DEVD.CONF(5) FreeBSD ファイルフォーマットマニュアル DEVD.CONF(5)

名称

devd.confdevd(8) 用の設定ファイル

解説

一般的な文法

devd(8) 設定ファイルの内容には、ステートメントとコメントの大きく 2 種類が あります。ステートメントの終りは全てセミコロンです。ステートメントの多く はサブステートメントを持つことが出来ますが、サブステートメントの終りもセ ミコロンです。

次のステートメントがサポートされています:

       options

devd(8) の処理で適用されるさまざまなオプションやパラメータを指定 します。

attach
各種デバイスの照合基準とその基準に適合したデバイスを新規にアタッ チするときに実行するアクションを指定します。

detach
各種デバイスの照合基準とその基準に適合したデバイスを新規にデタッ チするときに実行するアクションを指定します。

nomatch
適合するデバイスドライバが現状カーネルにロードされていない (新し い) デバイスについて、各種の照合基準と適合したデバイスに対して実 行するアクションを指定します。

ステートメントは設定ファイル中にどの順番でも、また必要な数だけ何度でも、 書くことが出来ます。文法及びそれぞれのステートメントやそのサブステートメ ントの意味について、以下に詳しく説明します。

コメントは設定ファイル中で空白を入れられる場所にならば、どこにでも入れる ことが出来ます。全てのプログラマにとって便利なように、コメントは C、C++、shell/Perl のどの形式でも書くことが出来るようになっています。

C 形式のコメントは ‘/*’ (slash, star) の 2 文字で始まり ‘*/’ (star, slash) で終ります。この形式のコメントはこれらの文字で完全に区切ることが出 来るので、行の一部や複数行にまたがるコメントに使用することが出来ます。

C 形式のコメントは、ネストすることが出来ません。例えば、次の例は最初の ‘*/’ でコメントが完全に終了するので無効です:

/* ここからコメントが始まります。
ここはまだ、コメントの内部です。
/* ここでコメントをネストしようとしていますが、これは間違いです。*/
ここは、もうコメントの内部ではありません。*/

C++ 形式のコメントは ‘//’ (slash, slash) の 2 文字で始まり、物理行の終り までになります。この形式のコメントは物理行をまたぐことが出来ません。つま り、論理的に 1 つのコメントでも複数行にまたがる場合には、それぞれの行に ‘//’ を入れなくてはなりません。例えば:

// ここからコメントが始まります。次の行は
// 新しいコメントです。たとえ、論理的に
// 前のコメントの一部であったとしても、です。

関連ファイル

       /etc/devd.conf

devd(8) 設定ファイル

関連項目

devd(8)

FreeBSD 10.0 October 17, 2002 FreeBSD 10.0

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