FACTOR(6) FreeBSD ゲームマニュアル FACTOR(6)
名称
factor, primes − factor は素因数分解を行なう, primes は素数を求める |
書式
factor [−h] [number ...] |
primes [−h] [start [stop]] |
解説 |
factor ユーティリティは正の整数を素因数分解します。素因数分解されると、元 の整数の後ろに ‘:’ をつけて、さらにその後ろに一行で因数のリストが表示され ます。因数は空白で区切りながら昇順に表示されます。もし同じ因数で複数回割 ることができる場合は、その因数は回数分表示されます。 factor に 1 つ以上の引数を与えて実行すると、それぞれについて素因数分解を 行います。 factor を引数無しで実行すると、 factor は一行につき一つの数値を、ファイル の終了またはエラーとなるまで、標準入力から読み込みます。先頭の空白ならび に空行は無視されます。数字の前に一つだけ ‘+’ の記号がついているのはかまい ません。数字は非数字キャラクタ (たとえば改行) で終了します。数字を一つ読 む毎に、それは素因数分解されます。 primes ユーティリティは start 以上 stop 未満の素数を一行に一つ、昇順で表 示します。 start は最低でも 0 以上で、 stop 未満であることが必要です。 stop は最大値よりも大きくてはなりません。 stop のデフォルトおよび最大値 は、 32 ビットアーキテクチャでは 4294967295 であり、 64 ビットアーキテク チャでは 18446744073709551615 です。 引数なしで primes ユーティリティを起動した場合、 start は標準入力から読み 込まれます。この場合 stop として最大値が用いられます。 start の数字の頭に ‘+’ 記号を付けるのはかまいません。 start の数字は非数字のキャラクタ (例え ば改行) で終了します。 |
診断
negative numbers aren’t permitted |
バグ
factor は ‘‘十大凶悪’’ 因子のリストを処理するのには使えませんし、 primes で素数の世界記録を求めることはできません。 FreeBSD 10.0 October 10, 2002 FreeBSD 10.0 |