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GROFF_CHAR

名称
解説
参照
作者
関連項目

名称

groff_char − groff のグリフ名

解説

こ の マニュアルページは標準的な groff グリフ名とデフォルト入力マッピン グ、latin-1 を列挙しています。この文書でのグリフは、 (man(1) や roff 整 形 器への −T オプションで) 選択された出力デバイスに依存して、見え方が異 なります。このマニュアルページを印刷 (表示) するのに用いられるデバイ ス で利用できないグリフは ‘(N/A)’ でマークされます。現在使用されているデバ イスは ‘html’ です。

実際のバージョンでは、 groff は直接入力に対しては 8 ビット文字のみを 提 供 し、 更なるグリフに対しては名前付き文字を提供します。 ASCII プラット フォームでは、0 から 127 (10 進数) の範囲の入力文字コードは 通 常 の 7 ビット ASCII 文字を表現しますが、 127 と 255 の間のコードはデフォルトで 対応する Latin-1 (ISO-8859-1) コード集合の文字として解釈されます。こ の マッピングはファイル latin1.tmac に含まれていて、異なった入力エンコード をロードすることによって変更できます。いくつかの入力文字は groff によっ て 予約され、内部の使用のため、または特別の入力目的のためのいずれかであ ることに注意してください。 EBCDIC プラットフォームでは、コー ド ペー ジ cp1047 のみがサポートされています (Latin-1 と同じ文字を含みます。入力エ ンコードファイルは cp1047.tmac と呼ばれます)。再び、いくつかの入力文 字 は 内 部おおび特別な目的のために予約されています。 Latin-2 などの他の 8 ビット文字の設定は、 (経験のあるユーザにとっては) どちらかというと簡 単 で す。 groff の次のメジャーバージョンは Unicode を使用しますので、追加 のエンコードは提供されません。

すべての roff システムは、名前付きグリフの概念を提供します。伝 統 的 な roff システムでは長さ 2 の名前のみが使用されていましたが、 groff は長い 名前も提供します。印字可能な 7 ビット ASCII の範囲外のすべての表示文 字 に対しては名前付きグリフだけを使うよう、強くお勧めします。

定義済みの groff エスケープシーケンス (名前の長さ 1 のもの) には、 1 文 字を生成するものがあります。これらは歴史的な理由で存在したものや、構 文 文 字の印字可能バージョンです。これらには ‘\\’, ‘’, ‘\‘’, ‘\-’, ‘\.’, ‘\e’ があります。 groff(7) を参照してください。

groff では、これらの異なったタイプの文字とグリフはすべて、‘.if c’ 条 件 で確実にテスト可能です。

参照

こ の 節 では、groff のグリフは表形式で明記します。列の意味は次の通りで す。

出力

現在のデバイスに対してグリフがどのように印字されるかを 示 し ます。他のデバイス上では非常に異なった形になるかもしれません が、常に同じグリフを表現します。

入力名

キーボード上のキーで直接もしくは groff エスケープシーケ ンスを用いて、グリフをどのように入力するかを示します。

入力コード

こ の 欄 は単一の文字で入力することのできるグリフにおいて用いら れ、その文字の ISO Latin-1 10 進数コードが書かれています。こ の コー ド は、0 から 127 の範囲の 7 ビット ASCII を含む、 Unicode 文字の下位 256 個と等価であることに注意してください。

PostScript

欄にはグリフの一般的な PostScript 名が示されます。

分解された Unicode

合成グリフ名で使用されるグリフ名です。

7 ビット文字コード 32-126

これらは、7 ビット ASCII コード値に割り当てられる基本グリフです。 そ れ は、文字標準 ISO-8859-1 (Latin-1) および Unicode (C0 制御および基本ラテ ンの範囲) の印字可能な文字と等価です。合成グリフ名に使用されるグリフ 名 は ’u0020’ から ‘u007E’ です。

範 囲 0−31 と文字 127 の入力文字は印字可能な文字で ないことに注意してく ださい。とにかくそれらのほとんどは groff には無効の入力文字で、有効なも の に は 特別な意味があります。 EBCDIC については、印字可能な文字は範囲 66−255 です。

48−57

10 進数字の 0 から 9 (それら自身を印字)。

65−90

大文字 A−Z (それら自身を印字)。

97−122

小文字 a−z (それら自身を印字)。

残っているほとんどの文字はそれら自身として印刷する範囲としてまったく 表 現されていません。唯一の例外として以下の文字があります:

`

ISO Latin-1 ‘グレーブアクセント’ (コード 96) は ‘ として、す なわち一重開き引用符として印字されます。 ‘\‘’ でオリジナルの 文 字を得られます。

'

ISO Latin-1 ‘アポストロフィ’ (コード 39) は ’ として、すなわ ち一重閉じ引用符として印字されます。 ‘\(aq’ でオリジナルの文 字 を得られます。

-

ISO Latin-1 の ‘ハイフン、負符号’ (コード 45) はハイフンとし て表示されます。負符号は ‘\-’ で得られます。

~

ISO Latin-1 の ‘チルダ’ (コード 126) は付加記号として使用 で き るようにサイズが減少されます。より大きいグリフは ‘\(ti’ で得 られます。

^

ISO Latin-1 の ‘サーカムフレクスアクセント’ (コード 94) は付 加 記号として使用できるようにサイズが減少されます。より大きいグ リフは ‘\(ha’ で得られます。

出力 入力 入力 PostScript Unicode
名 コード 名 分解

! ! 33 exclam u0021

" " 34 quotedbl u0022

# # 35 numbersign u0023

$ $ 36 dollar u0024

% % 37 percent u0025

& & 38 ampersand u0026

' 39 quoteright u0027

( ( 40 parenleft u0028

) ) 41 parenright u0029

* * 42 asterisk u002A

+ + 43 plus u002B

, , 44 comma u002C

- - 45 hyphen u2010

. . 46 period u002E

/ / 47 slash u002F

: : 58 colon u003A

; ; 59 semicolon u003B

< < 60 less u003C

= = 61 equal u003D

> > 62 greater u003E

? ? 63 question u003F

@ @ 64 at u0040

[ [ 91 bracketleft u005B

\ \ 92 backslash u005C

] ] 93 bracketright u005D

^ ^ 94 circumflex u005E

サーカムフレクスアクセント

_ _ 95 underscore u005F

` 96 quoteleft u0060

{ { 123 braceleft u007B

| | 124 bar u007C

} } 125 braceright u007D

~ ~ 126 tilde u007E

チルダアクセント

8 ビット文字コード 160 から 255

これらは、 Latin-1 (iso-8859-1) コード集合の文字、すなわち Unicode の範 囲 C1 制御と Latin-1 補足と等価なものの印字可能文字として解釈されます。

(非 EBCDIC ホストの) 範囲 128-159 の入力文字は印字可能な文字ではあり ま せん。

160

ISO Latin-1 の ブレーク無しスペースは伸縮可能なスペース ( 空白) 文字 ‘\~’ にマップされます。

173

ソフトハイフン制御文字。 groff はこの文字を出力に使いま せ ん (そのため、下記の表からは省略されています)。入力文字 173 は ‘\%’ にマップされています。

残りの範囲 (161−172, 174−255) はそれら自身を印字する印字可能文字で す。 Latin-1 コー ドページを持つシステムではキーボードから直接指定可能です が、グリフ名を使った方が良いです。次の節を見てください。

出力 入力 入力 PostScript Unicode
名 コード 名 分解

¡ ¡ 161 exclamdown u00A1

逆向きの感嘆符

¢ ¢ 162 cent u00A2

£ £ 163 sterling u00A3

¤ ¤ 164 currency u00A4

¥ ¥ 165 yen u00A5

¦ ¦ 166 brokenbar u00A6

§ § 167 section u00A7

¨ ¨ 168 dieresis u00A8

© © 169 copyright u00A9

ª ª 170 ordfeminine u00AA

« « 171 guillemotleft u00AB

¬ ¬ 172 logicalnot u00AC

® ® 174 registered u00AE

¯ ¯ 175 macron u00AF

° ° 176 degree u00B0

± ± 177 plusminus u00B1

² ² 178 twosuperior u00B2

³ ³ 179 threesuperior u00B3

´ ´ 180 acute u00B4

アキュートアクセント

µ µ 181 mu u00B5

マイクロ記号

182 paragraph u00B6

· · 183 periodcentered u00B7

¸ ¸ 184 cedilla u00B8

¹ ¹ 185 onesuperior u00B9

º º 186 ordmasculine u00BA

» » 187 guillemotright u00BB

¼ ¼ 188 onequarter u00BC

½ ½ 189 onehalf u00BD

¾ ¾ 190 threequarters u00BE

¿ ¿ 191 questiondown u00BF

À À 192 Agrave u0041_0300

Á Á 193 Aacute u0041_0301

  194 Acircumflex u0041_0302

à à 195 Atilde u0041_0303

Ä Ä 196 Adieresis u0041_0308

Å Å 197 Aring u0041_030A

Æ Æ 198 AE u00C6

Ç Ç 199 Ccedilla u0043_0327

È È 200 Egrave u0045_0300

É É 201 Eacute u0045_0301

Ê Ê 202 Ecircumflex u0045_0302

Ë Ë 203 Edieresis u0045_0308

Ì Ì 204 Igrave u0049_0300

Í Í 205 Iacute u0049_0301

Î Î 206 Icircumflex u0049_0302

Ï Ï 207 Idieresis u0049_0308

Ð Ð 208 Eth u00D0

Ñ Ñ 209 Ntilde u004E_0303

Ò Ò 210 Ograve u004F_0300

Ó Ó 211 Oacute u004F_0301

Ô Ô 212 Ocircumflex u004F_0302

Õ Õ 213 Otilde u004F_0303

Ö Ö 214 Odieresis u004F_0308

× × 215 multiply u00D7

Ø Ø 216 Oslash u00D8

Ù Ù 217 Ugrave u0055_0300

Ú Ú 218 Uacute u0055_0301

Û Û 219 Ucircumflex u0055_0302

Ü Ü 220 Udieresis u0055_0308

Ý Ý 221 Yacute u0059_0301

Þ Þ 222 Thorn u00DE

ß ß 223 germandbls u00DF

à à 224 agrave u0061_0300

á á 225 aacute u0061_0301

â â 226 acircumflex u0061_0302

ã ã 227 atilde u0061_0303

ä ä 228 adieresis u0061_0308

å å 229 aring u0061_030A

æ æ 230 ae u00E6

ç ç 231 ccedilla u0063_0327

è è 232 egrave u0065_0300

é é 233 eacute u0065_0301

ê ê 234 ecircumflex u0065_0302

ë ë 235 edieresis u0065_0308

ì ì 236 igrave u0069_0300

í í 237 iacute u0069_0301

î î 238 icircumflex u0069_0302

ï ï 239 idieresis u0069_0308

ð ð 240 eth u00F0

ñ ñ 241 ntilde u006E_0303

ò ò 242 ograve u006F_0300

ó ó 243 oacute u006F_0301

ô ô 244 ocircumflex u006F_0302

õ õ 245 otilde u006F_0303

ö ö 246 odieresis u006F_0308

÷ ÷ 247 divide u00F7

ø ø 248 oslash u00F8

ù ù 249 ugrave u0075_0300

ú ú 250 uacute u0075_0301

û û 251 ucircumflex u0075_0302

ü ü 252 udieresis u0075_0308

ý ý 253 yacute u0079_0301

þ þ 254 thorn u00FE

ÿ ÿ 255 ydieresis u0079_0308

名前付きグリフ

エスケープシーケンスを使用することで、グリフ名を文書テキストに埋め込 め ま す。 groff(7) が、これらのエスケープシーケンスがどのように見えるのか を記述しています。グリフ名は、 ASCII または Latin-1 コード集合の任意 の 文 字から構成可能です。アルファベットと数値だけではありません。以下は例 です:

\c

名前 c を持つグリフ。名前は 1 文字 (長さ 1) です。

\(ch

2 文字の名前 ch を持つグリフ。

\[char_name]

名前 char_name を持つグリフ (長さは 1, 2, 3, ...)。

\[base_glyph composite_1 composite_2 ...]

合成グリフ。より詳細に関して以下を参照してください。

groff では、各 8 ビット入力文字を ‘\[charn]’ という表現で参照可能です。 こ こで n は文字の 10 進コードであり、先頭に 0 を付けない 0 から 255 の 数値です (それらの実体はグリフ名では ありません)。それらは 通 常、.trin リ ク エ ス ト を 使 用して、グリフにマップされます。別の特別の約束事は Unicode コードポイントから直接得られた名前でのグリフの取り扱いです。 以 下でこれについて議論します。更に、新規グリフ名は .char リクエストで作成 可能です。 groff(7) を参照してください。

以下では、‘注’ 欄のプラス記号は、特定のグリフ名がオリジナル troff 文 書 CSTR 54 の PS バージョンに現れることを示します。

出力 入力 PostScript Unicode
名 名 分解

Ð \[-D] Eth u00D0

大文字 eth

ð \[Sd] eth u00F0

小文字 eth

Þ \[TP] Thorn u00DE

大文字 thorn

þ \[Tp] thorn u00FE

小文字 thorn

ß \[ss] germandbls u00DF

ドイツ語の鋭い s

リゲチャと他の Latin グリフ

ff \[ff] ff u0066_0066

ff のリゲチャ +

fi \[fi] fi u0066_0069

fi のリゲチャ +

fl \[fl] fl u0066_006C

fl のリゲチャ +

ffi \[Fi] ffi u0066_0066_0069

ffi のリゲチャ +

ffl \[Fl] ffl u0066_0066_006C

ffl のリゲチャ +

Ł \[/L] Lslash u0141

(ポーランド語)

ł \[/l] lslash u0142

(ポーランド語)

Ø \[/O] Oslash u00D8

(スカンジナビア語)

ø \[/o] oslash u00F8

(スカンジナビア語)

Æ \[AE] AE u00C6

æ \[ae] ae u00E6

Œ \[OE] OE u0152

œ \[oe] oe u0153

(N/A) \[IJ] IJ u0132

(オランダ語)

(N/A) \[ij] ij u0133

(オランダ語)

ı \[.i] dotlessi u0131

(トルコ語)

(N/A) \[.j] dotlessj ---

ドットなし j

アクセント付き文字

Á \['A] Aacute u0041_0301

(N/A) \['C] Cacute u0043_0301

É \['E] Eacute u0045_0301

Í \['I] Iacute u0049_0301

Ó \['O] Oacute u004F_0301

Ú \['U] Uacute u0055_0301

Ý \['Y] Yacute u0059_0301

á \['a] aacute u0061_0301

(N/A) \['c] cacute u0063_0301

é \['e] eacute u0065_0301

í \['i] iacute u0069_0301

ó \['o] oacute u006F_0301

ú \['u] uacute u0075_0301

ý \['y] yacute u0079_0301

Ä \[:A] Adieresis u0041_0308

ウムラウト付き A

Ë \[:E] Edieresis u0045_0308

Ï \[:I] Idieresis u0049_0308

Ö \[:O] Odieresis u004F_0308

Ü \[:U] Udieresis u0055_0308

Ÿ \[:Y] Ydieresis u0059_0308

ä \[:a] adieresis u0061_0308

ë \[:e] edieresis u0065_0308

ï \[:i] idieresis u0069_0308

ö \[:o] odieresis u006F_0308

ü \[:u] udieresis u0075_0308

ÿ \[:y] ydieresis u0079_0308

 \[^A] Acircumflex u0041_0302

Ê \[^E] Ecircumflex u0045_0302

Î \[^I] Icircumflex u0049_0302

Ô \[^O] Ocircumflex u004F_0302

Û \[^U] Ucircumflex u0055_0302

â \[^a] acircumflex u0061_0302

ê \[^e] ecircumflex u0065_0302

î \[^i] icircumflex u0069_0302

ô \[^o] ocircumflex u006F_0302

û \[^u] ucircumflex u0075_0302

À \[`A] Agrave u0041_0300

È \[`E] Egrave u0045_0300

Ì \[`I] Igrave u0049_0300

Ò \[`O] Ograve u004F_0300

Ù \[`U] Ugrave u0055_0300

à \[`a] agrave u0061_0300

è \[`e] egrave u0065_0300

ì \[`i] igrave u0069_0300

ò \[`o] ograve u006F_0300

ù \[`u] ugrave u0075_0300

à \[~A] Atilde u0041_0303

Ñ \[~N] Ntilde u004E_0303

Õ \[~O] Otilde u004F_0303

ã \[~a] atilde u0061_0303

ñ \[~n] ntilde u006E_0303

õ \[~o] otilde u006F_0303

Š \[vS] Scaron u0053_030C

š \[vs] scaron u0073_030C

Ž \[vZ] Zcaron u005A_030C

ž \[vz] zcaron u007A_030C

Ç \[,C] Ccedilla u0043_0327

ç \[,c] ccedilla u0063_0327

Å \[oA] Aring u0041_030A

å \[oa] aring u0061_030A

アクセント

合 成リクエストはアクセントの大部分を非スペースグリフ名にマップするため に使用されます。括弧で与えられた値はオリジナル (スペース) の一つです。

出力 入力 PostScript Unicode
名 名 分解

˝ \[a"] hungarumlaut u030B (u02DD)

(ハンガリー語)

¯ \[a-] macron u0304 (u00AF)

˙ \[a.] dotaccent u0307 (u02D9)

^ \[a^] circumflex u0302 (u005E)

´ \[aa] acute u0301 (u00B4)

+

` \[ga] grave u0300 (u0060)

+

˘ \[ab] breve u0306 (u02D8)

¸ \[ac] cedilla u0327 (u00B8)

¨ \[ad] dieresis u0308 (u00A8)

ウムラウト

ˇ \[ah] caron u030C (u02C7)

ハチェック hácek

˚ \[ao] ring u030A (u02DA)

~ \[a~] tilde u0303 (u007E)

˛ \[ho] ogonek u0328 (u02DB)

フック

^ \[ha] asciicircum u005E

(スペース)

\[ti] asciitilde u007E

(スペース)

引用符

\[Bq] quotedblbase u201E

低い二重コンマ引用符

\[bq] quotesinglbase u201A

低い一重コンマ引用符

\[lq] quotedblleft u201C

\[rq] quotedblright u201D

\[oq] quoteleft u2018

一重開き引用符

\[cq] quoteright u2019

一重閉じ引用符

' \[aq] quotesingle u0027

アポストロフィ引用符 (ASCII 39)

" \[dq] quotedbl u0022

二重引用符 (ASCII 34)

« \[Fo] guillemotleft u00AB

» \[Fc] guillemotright u00BB

\[fo] guilsinglleft u2039

\[fc] guilsinglright u203A

句読点

¡ \[r!] exclamdown u00A1

¿ \[r?] questiondown u00BF

\[em] emdash u2014

+

\[en] endash u2013

- \[hy] hyphen u2010

+

括弧

拡張可能な括弧の断片はフォント不変のグリフです。古典的な troff では、垂 直拡張角括弧、大括弧、および丸括弧の 1 つのグリフが利用 可 能 で し た: ‘bv’。我々は独断的にそれを u23AA にマップしています。

す べてのデバイスがエスケープパイリング (重ね合わせ) アルゴリズムの制限 のため ‘\b’ で重ねることができる拡張角括弧の断片を含まないことに注意 し てください。断片から角括弧を構築する一般的な解は以下のマクロです:

       .\" 重ね合わせを上記の基準線の垂直 0.5em で
       .\" 中心とします。
       .\" 最初の引数は先端に置かれます。
       .\" 重ね合わせは文字列 ‘pile’ を返します。
       .eo
       .de pile-make
       .  nr pile-wd 0
       .  nr pile-ht 0
       .  ds pile-args
       .
       .  nr pile-# \n[.$]
       .  while \n[pile-#] \{\
       .    nr pile-wd (\n[pile-wd] >? \w’\$[\n[pile-#]]’)
       .    nr pile-ht +(\n[rst] - \n[rsb])
       .    as pile-args \v’\n[rsb]u’\"
       .    as pile-args \Z’\$[\n[pile-#]]’\"
       .    as pile-args \v’-\n[rst]u’\"
       .    nr pile-# -1
       .  \}
       .
       .  ds pile \v’(-0.5m + (\n[pile-ht]u / 2u))’\"
       .  as pile \*[pile-args]\"
       .  as pile \v’((\n[pile-ht]u / 2u) + 0.5m)’\"
       .  as pile \h’\n[pile-wd]u’\"
       ..
       .ec

別の複雑さは、オリジナルの troff で角括弧の断片を表すいくつかのグリフが ‘フロア’ 演算子を提供する、例えば、‘lf’ と ‘rf’ という他の数学記号を 使 う ことができるという事実です。他のデバイス (最も顕著なものは DVI 出力) はそのようなグリフを一つにしません。そういうわけ で、4 つ の グ リ フ ‘lf’、‘rf’、‘lc’ および ‘rc’ は、同じように見える角括弧の断片で統一しま せん。 groff では、長い名前がグリフだけが、(それらのグリフが存在して い るなら) すべてのデバイスのために正しく重なり合うように保証されます。

出力 入力 PostScript Unicode
名 名 分解

[ \[lB] bracketleft u005B

] \[rB] bracketright u005D

{ \[lC] braceleft u007B

} \[rC] braceright u007D

\[la] angleleft u27E8

左山括弧

\[ra] angleright u27E9

右山括弧

\[bv] braceex u23AA

*** の垂直拡張 +

(N/A) \[braceex] braceex u23AA

(N/A) \[bracketlefttp] bracketlefttp u23A1

(N/A) \[bracketleftbt] bracketleftbt u23A3

(N/A) \[bracketleftex] bracketleftex u23A2

(N/A) \[bracketrighttp] bracketrighttp u23A4

(N/A) \[bracketrightbt] bracketrightbt u23A6

(N/A) \[bracketrightex] bracketrightex u23A5

\[lt] bracelefttp u23A7

+

(N/A) \[bracelefttp] bracelefttp u23A7

\[lk] braceleftmid u23A8

+

(N/A) \[braceleftmid] braceleftmid u23A8

\[lb] braceleftbt u23A9

+

(N/A) \[braceleftbt] braceleftbt u23A9

(N/A) \[braceleftex] braceleftex u23AA

\[rt] bracerighttp u23AB

+

(N/A) \[bracerighttp] bracerighttp u23AB

\[rk] bracerightmid u23AC

+

(N/A) \[bracerightmid] bracerightmid u23AC

\[rb] bracerightbt u23AD

+

(N/A) \[bracerightbt] bracerightbt u23AD

(N/A) \[bracerightex] bracerightex u23AA

(N/A) \[parenlefttp] parenlefttp u239B

(N/A) \[parenleftbt] parenleftbt u239D

(N/A) \[parenleftex] parenleftex u239C

(N/A) \[parenrighttp] parenrighttp u239E

(N/A) \[parenrightbt] parenrightbt u23A0

(N/A) \[parenrightex] parenrightex u239F

矢印

\[<-] arrowleft u2190

+

\[->] arrowright u2192

+

\[<>] arrowboth u2194

(水平)

\[da] arrowdown u2193

+

\[ua] arrowup u2191

+

(N/A) \[va] arrowupdn u2195

\[lA] arrowdblleft u21D0

\[rA] arrowdblright u21D2

\[hA] arrowdblboth u21D4

(水平)

\[dA] arrowdbldown u21D3

\[uA] arrowdblup u21D1

(N/A) \[vA] uni21D5 u21D5

垂直二重頭の二重矢 印

\[an] arrowhorizex u23AF

水平な矢印の延長

フォント不変のグリフ ‘br’、‘ul’ および ‘rn’ は角 (コーナ) を形づくり ま す。 それらは箱 (ボックス) を作るのに使用できます。 PostScript とこれら の 3 つのグリフの Unicode 派生名の両方はただおおまかに似たものである こ とに注意してください。

ま た、‘rn’ は古典的な troff で平方根記号の水平な拡張としての役割があり ます。

‘ru’ はフォント不変のグリフ、すなわち、長さ 0.5m の罫線です。

出力 入力 PostScript Unicode
名 名 分解

| \[ba] bar u007C

\[br] SF110000 u2502

箱型罫線 +

_ \[ul] underscore u005F

+

\[rn] overline u203E

平方根の継続には ‘\[radicalex]’ を使用 +

_ \[ru] --- ---

ベースラインの罫線 +

¦ \[bb] brokenbar u00A6

/ \[sl] slash u002F

+

\ \[rs] backslash u005C

逆固相線

テキストマーカ

\[ci] circle u25CB

+

\[bu] bullet u2022

+

\[dd] daggerdbl u2021

ダブルダガーサイン +

\[dg] dagger u2020

+

\[lz] lozenge u25CA

\[sq] uni25A1 u25A1

白い方形 +

\[ps] paragraph u00B6

§ \[sc] section u00A7

+

\[lh] uni261C u261C

左手指し +

\[rh] a14 u261E

右手指し +

@ \[at] at u0040

# \[sh] numbersign u0023

\[CR] carriagereturn u21B5

(N/A) \[OK] a19 u2713

チェックマーク、tick

法律関連

© \[co] copyright u00A9

+

® \[rg] registered u00AE

+

\[tm] trademark u2122

(N/A) \[bs] --- ---

AT&T ベル研究所ロゴ (groff では使用されない) +

通貨記号

$ \[Do] dollar u0024

¢ \[ct] cent u00A2

+

\[eu] --- u20AC

公式なユーロ記号

\[Eu] Euro u20AC

フォント依存のユーログリ フバリアント

¥ \[Ye] yen u00A5

£ \[Po] sterling u00A3

英国の通貨記号

¤ \[Cs] currency u00A4

スカンジナビアの通貨記号

ƒ \[Fn] florin u0192

オランダの通貨記号

単位

° \[de] degree u00B0

+

\[%0] perthousand u2030

千単位記号、千年単位記号

\[fm] minute u2032

フットマーク, プライム +

\[sd] second u2033

µ \[mc] mu u00B5

マイクロ記号

ª \[Of] ordfeminine u00AA

º \[Om] ordmasculine u00BA

論理シンボル

\[AN] logicaland u2227

\[OR] logicalor u2228

¬ \[no] logicalnot u00AC

+

(N/A) \[tno] logicalnot u00AC

‘no’ のテキスト形

\[te] existential u2203

存在する、存在限定子

\[fa] universal u2200

すべての、普通限定子

\[st] suchthat u220B

\[3d] therefore u2234

\[tf] therefore u2234

| \[or] bar u007C

(C で使われるような) ビッ ト単位の OR 演算子 +

数学シンボル

½ \[12] onehalf u00BD

+

¼ \[14] onequarter u00BC

+

¾ \[34] threequarters u00BE

+

(N/A) \[18] oneeighth u215B

(N/A) \[38] threeeighths u215C

(N/A) \[58] fiveeighths u215D

(N/A) \[78] seveneighths u215E

¹ \[S1] onesuperior u00B9

² \[S2] twosuperior u00B2

³ \[S3] threesuperior u00B3

+ \[pl] plus u002B

特殊フォントの正符号 +

\[mi] minus u2212

特殊フォントの負符号 +

(N/A) \[-+] uni2213 u2213

± \[+-] plusminus u00B1

+

± \[t+-] plusminus u00B1

‘+−’ のテキスト形

· \[pc] periodcentered u00B7

\[md] dotmath u22C5

乗算のドット

× \[mu] multiply u00D7

+

× \[tmu] multiply u00D7

‘mu’ のテキスト形

\[c*] circlemultiply u2297

円の中に積の記号

\[c+] circleplus u2295

円の中に正符号

÷ \[di] divide u00F7

除算記号 +

÷ \[tdi] divide u00F7

‘di’ のテキスト形

\[f/] fraction u2044

分数の棒

\[**] asteriskmath u2217

+

\[<=] lessequal u2264

+

\[>=] greaterequal u2265

+

(N/A) \[<<] uni226A u226A

より小さい

(N/A) \[>>] uni226B u226B

より大きい

= \[eq] equal u003D

特殊フォントの等号 +

\[!=] notequal u003D_0338

+

\[==] equivalence u2261

+

(N/A) \[ne] uni2262 u2261_0338

\[=~] congruent u2245

近似等号

(N/A) \[|=] uni2243 u2243

漸近等号 +

\[ap] similar u223C

+

\[~~] approxequal u2248

ほぼ等号

\[~=] approxequal u2248

\[pt] proportional u221D

+

\[es] emptyset u2205

+

\[mo] element u2208

+

\[nm] notelement u2208_0338

\[sb] propersubset u2282

+

\[nb] notsubset u2282_0338

\[sp] propersuperset u2283

+

(N/A) \[nc] uni2285 u2283_0338

スーパーセットでない

\[ib] reflexsubset u2286

+

\[ip] reflexsuperset u2287

+

\[ca] intersection u2229

共通集合, キャップ +

\[cu] union u222A

合併集合, カップ +

\[/_] angle u2220

\[pp] perpendicular u22A5

\[is] integral u222B

+

(N/A) \[integral] integral u222B

***

\[sum] summation u2211

***

\[product] product u220F

***

\[gr] gradient u2207

+

\[sr] radical u221A

平方根 +

(N/A) \[sqrt] radical u221A

***

\[radicalex] radicalex ---

平方根の継続

(N/A) \[sqrtex] radicalex ---

***

\[lc] uni2308 u2308

左シーリング +

\[rc] uni2309 u2309

右シーリング +

\[lf] uni230A u230A

左フロア +

\[rf] uni230B u230B

右フロア +

\[if] infinity u221E

+

\[Ah] aleph u2135

\[Im] Ifraktur u2111

ゴシック体 I, 虚数

\[Re] Rfraktur u211C

ゴシック体 R, 実数

\[wp] weierstrass u2118

ワイエルシュトラスの p

\[pd] partialdiff u2202

偏微分記号 +

(N/A) \[-h] uni210F u210F

2 パイのプランク定数

(N/A) \[hbar] uni210F u210F

ギリシャ文字

こ れらのグリフは技術的な使用のためであり、本当のギリシア語のために意図 されていません。通常、大文字には直立形があり、そして小文字のものは傾 斜 し ています。 Unicode への文字 phi のマッピングに関する問題があります。 Unicode バージョン 3.0 の 前 に、U+03C6、GREEK SMALL LETTER PHI と U+03D5、GREEK PHI SYMBOL の違いは明確に説明されていません。 Unicode 本 のグリフ形は参照として使用することしかできませんでした。 Unicode 3.0 か ら 始 まっ て、参照グリフは交換して、言葉で説明されました: 数学の文脈で は、U+03D5 は撫で形グリフで、U+03C5 はちじれグリフです。残念ながら、 ほ と ん どのフォント業者は Unicode におけるこの (非互換) の変更でそれらの フォントを更新しませんでした。これを書いた (2003 年 2 月) 時点で、数 学 で使用されるなら Adobe Glyph Names ‘phi’ と ‘phi1’ が意味を変更するかど うかはまだ明確ではありません。したがって、互換性の問題は起こりそうで す – 保守的ですが、groff は、現在 PostScript シンボルフォントの ‘phi’ が撫 で形バージョンであると仮定しています

groff では、シンボル ‘\[*f]’ は常に phi の撫で形バージョンを意味し て、 ‘\[+f]’ はちじれ異形を意味します。

Α \[*A] Alpha u0391

+

Β \[*B] Beta u0392

+

Γ \[*G] Gamma u0393

+

Δ \[*D] Delta u0394

+

Ε \[*E] Epsilon u0395

+

Ζ \[*Z] Zeta u0396

+

Η \[*Y] Eta u0397

+

Θ \[*H] Theta u0398

+

Ι \[*I] Iota u0399

+

Κ \[*K] Kappa u039A

+

Λ \[*L] Lambda u039B

+

Μ \[*M] Mu u039C

+

Ν \[*N] Nu u039D

+

Ξ \[*C] Xi u039E

+

Ο \[*O] Omicron u039F

+

Π \[*P] Pi u03A0

+

Ρ \[*R] Rho u03A1

+

Σ \[*S] Sigma u03A3

+

Τ \[*T] Tau u03A4

+

Υ \[*U] Upsilon u03A5

+

Φ \[*F] Phi u03A6

+

Χ \[*X] Chi u03A7

+

Ψ \[*Q] Psi u03A8

+

Ω \[*W] Omega u03A9

+

α \[*a] alpha u03B1

+

β \[*b] beta u03B2

+

γ \[*g] gamma u03B3

+

δ \[*d] delta u03B4

+

ε \[*e] epsilon u03B5

+

ζ \[*z] zeta u03B6

+

η \[*y] eta u03B7

+

θ \[*h] theta u03B8

+

ι \[*i] iota u03B9

+

κ \[*k] kappa u03BA

+

λ \[*l] lambda u03BB

+

μ \[*m] mu u03BC

+

ν \[*n] nu u03BD

+

ξ \[*c] xi u03BE

+

ο \[*o] omicron u03BF

+

π \[*p] pi u03C0

+

ρ \[*r] rho u03C1

+

ς \[ts] sigma1 u03C2

終端シグマ (sigma) +

σ \[*s] sigma u03C3

+

τ \[*t] tau u03C4

+

υ \[*u] upsilon u03C5

+

φ \[*f] phi u03D5

(撫で形のグリフ) +

χ \[*x] chi u03C7

+

ψ \[*q] psi u03C8

+

ω \[*w] omega u03C9

+

ϑ \[+h] theta1 u03D1

異形シータ (theta)

ϕ \[+f] phi1 u03C6

異形 phi (ちじれ形)

ϖ \[+p] omega1 u03D6

異形パイ (pi), オメガ (omega) 似

(N/A) \[+e] uni03F5 u03F5

異形 epsilon

カードシンボル

\[CL] club u2663

黒のクラブ

\[SP] spade u2660

黒のスペード

\[HE] heart u2665

黒のハート

(N/A) \[u2662] uni2662 u2662

白のハート

\[DI] diamond u2666

黒のダイアモンド

(N/A) \[u2661] uni2661 u2661

白のダイアモンド

作者

Copyright © 1989-2000, 2001, 2002, 2003 Free Software Foundation, Inc.

こ の文書は、FDL (GNU Free Documentation License) バージョン 1.1 かそれ 以降のものに基づいて配布されています。あなたは、このパッケージととも に FDL のコピーを受け取っているはずですが、これは GNU からもオンラインで入手 可能です。

この文書は GNU の roff ディストリビューションである groff の一部で す。 この文書は James Clarkが書き、 Werner LembergBernd Warken.が追加しました。

関連項目

groff(1)

GNU roff フォーマッタ。

groff(7)

groff 清書言語の短かい参考書。

An extension to the troff character set for Europe, E.G. Keizer, K.J. Simonsen, J. Akkerhuis; EUUG Newsletter, Volume 9, No. 2, Summer 1989

The Unicode Standard

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