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CHKPRINTCAP(8) FreeBSD システム管理者マニュアル CHKPRINTCAP(8)

名称

chkprintcap − プリントスプーラデータベースのエントリの正当性をチェックす る

書式

chkprintcap [−d] [−f printcap]

解説

chkprintcap ユーティリティは printcap(5) データベース (引数 printcap で指 定されるファイルか、デフォルトでは /etc/printcap) を調べて、いろいろと不 正なエントリを探します。現在、以下のチェックが実装されています :

             1. ‘tc=’ 参照が正しく展開されたか

2. ‘tc=’ 参照がループを形成しなかったか

3. 2 つのプリンタが同じスプールディレクトリを共有していないか (‘sd=’ ケーパビリティ)

chkprintcap ユーティリティは、処理を終えるまでに遭遇したエラーの数と同じ 終了ステータスで終了します。 (場合によっては、ファイル全体が調査されるよ り前に処理が中止されることもあります。)

−d フラグを与えると、 chkprintcap は存在しないスプールディレクトリを、 モード ‘u=rwx,go=rx’ (0755), グループ ‘daemon’, データベースの ‘du=’ ケー パビリティで指定される所有者 (デフォルトは 1 で、これはユーザ ‘daemon’ に あたります) で作成しようとします。

関連項目

lpr(1), printcap(5), lpd(8)

作者

chkprintcap ユーティリティは Garrett A. Wollman ⟨wollman@lcs.mit.edu⟩ が 作成しました。

バグ

正当性チェックが十分とはいえません。最低限、スプールディレクトリの所有者 とモードもチェックするべきです。 lpd(8) を失敗させ得るような値を持つ他の パラメータも診断するべきです。

FreeBSD 10.0 November 30, 1997 FreeBSD 10.0

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