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IPFS

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バグ

名称

ipfs − NAT と状態テーブルのための情報を保存/復旧する

書式

ipfs [-nv] -l

ipfs [-nv] -u

ipfs [-nv] [ −d <dirname> ] -R

ipfs [-nv] [ −d <dirname> ] -W

ipfs [-nNSv] [ −f <filename> ] -r

ipfs [-nNSv] [ −f <filename> ] -w

ipfs [-nNSv] −f <filename> −i <if1>,<if2>

解説

ipfs は、 keep state を使って NAT エントリのために作られた状態情報と ルールを、ロックして (変更をされることを避けて)、ディスクに保存します。 こ れにより、システムがリブートしても、その後にこの情報を復旧すれば、結 果として接続は維持されます。

オプション

−d

−R−W オプションで状態情報を保存するデフォルトのディレク トリを変更します。

−n

カーネル内またはディスク上に保存された情報に影響する可能性 のある処理を実際には実行しません。

−v

処理内容の説明を饒舌に行います。

−i <ifname1>,<ifname2>

状態保存ファイル中のインタフェース名 ifname1 をすべ て ifname2 に 置換します。ハードウェアの再構成や変更後に、状態情報を回復し ている場合に有用です。

−N

NAT 情報を処理します。

−S

フィルタ状態情報を処理します。

−u

カーネル内の状態テーブルのロックを解除します。

−l

カーネル内の状態テーブルをロックします。

−r

指定されたファイルから情報を読んでカーネルにロードしま す。 状 態テーブルがロックされている必要があり、終了後もロック状態を 変更しません。

−w

カーネルから情報を読んで指定されたファイルに書き込みま す。 状 態テーブルがロックされている必要があり、終了後もロック状態を 変更しません。

−R

保存された状態情報があれば、 ipstate.ipfipnat.ipf か ら 読 み込みすべて復旧します。これらのファイルは、 −d オプションが 指定されていない場合、 /var/db/ipf ディレクトリから読まれます。 状 態テーブルはこの処理の最初にロックされ、終了後、ロックは解除 されます。

−W

カーネル内に状態情報があれば、 ipstate.ipfipnat.ipf に 保 存します。これらのファイルは、 −d オプションが指定されていな い場合、 /var/db/ipf ディレクトリに書かれます。状態テーブルはこ

の処理の最初にロックされ、終了後、ロックは解除されます。

関連ファイル

/var/db/ipf/ipstate.ipf
/var/db/ipf/ipnat.ipf
/dev/ipl
/dev/ipstate
/dev/ipnat

関連項目

ipf(8), ipl(4), ipmon(8), ipnat(8)

診断

-W と -R 処理は、ロックをセットしても解除するべきでないかもしれません。 以前の状態に戻すべきでしょう。いまのところフラグメントテーブル情報は 保 存されません。

バグ

もし見つけたら darrenr@pobox.com 宛に電子メールを送ってください。

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