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ISDNDEBUG(8) FreeBSD システム管理者マニュアル ISDNDEBUG(8)

名称

isdndebug − isdn4bsd カーネル変数と統計情報の表示と制御

書式

isdndebug [−c] [−e] [−g] [−l layer] [−m] [−q] [−r] [−s value] [−u unit] [−z] [−C] [−Q]

解説

isdndebug ユーティリティは isdn4bsd パッケージの一部であり、 isdn4bsd カーネル部分のデバッグ出力レベルを制御するのに使われます。 isdn4bsd カー ネルの各レイヤは、本ユーティリティを用いて操作できるデバッグマスクを使い ます。

isdndebug の第 2 の用途はチップセット固有のエラーカウンタの表示とリセット と、 D チャネルレイヤ 2 (Q.921 LAPD プロトコル) の統計情報とエラーカウン タの表示とリセットです。

次のオプションが利用可能です:

       −c

チップセット固有の統計情報やエラーカウンタを表示します。

−e
選択したレイヤのデバッグマスクを、エラーのみ表示するように設定し ます。

−g
選択したレイヤのデバッグマスクを取得します。

−l
コマンドを適用するレイヤを指定します。デフォルトではすべてのレイ ヤに適用します。

−m
選択したレイヤのデバッグマスクを、起こりうるデバッグメッセージす べてを表示するように設定します (最大の出力)。

−q
Q.921 (D チャネルレイヤ 2) フレームの受信/送信の統計情報を表示し ます。

−r
選択したレイヤのデバッグマスクをコンパイル時のデフォルトに設定し ます (リセット)。

−s
選択したレイヤのデバッグマスクを value に設定します。 value には sscanf(3) がサポートする基数のいずれでも指定できます。

−u
フラグ -c, -q, -C, -Q の単位量を設定します。

−z
選択したレイヤのデバッグマスクを、何も出力しないように設定します (0)。

−H
チップセット固有の統計情報およびエラーカウンタを 0 にリセットしま す。

−Q
Q.921 (D チャネルレイヤ 2) フレームの受信/送信の統計情報を、 0 に リセットします。

関連ファイル

/dev/i4bctl

使用例

コマンド:

      isdndebug -g

は、すべての ISDN レイヤの現在のデバッグレベルを表示します。

作者

isdndebug ユーティリティと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis ⟨hm@kts.org⟩ が作成しました。

FreeBSD 10.0 May 31, 2000 FreeBSD 10.0

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