MEMCONTROL(8) FreeBSD システム管理者マニュアル MEMCONTROL(8)
名称
memcontrol − メモリに応じたシステムキャッシュの挙動の制御 |
書式
memcontrol list [−a] |
memcontrol set −b base −l length −o owner attribute |
memcontrol clear −o owner |
memcontrol clear −b base −l length |
解説 |
サポートしている多くのシステムアーキテクチャは、書き込まれるメモリ領域に 応じて異なる振舞いをするように、 CPU キャッシュをプログラム可能です。 memcontrol ユーティリティはこの機構に対するインタフェースを提供し、システ ムの物理メモリの範囲ごとに、 CPU キャッシュの挙動を変更可能とします。 この範囲というのは、普通は大きさも境界も 2 のべき乗になっていますが、その 配置を決めるルールはアーキテクチャによって様々です。 memcontrol ユーティ リティはこのルールを強要しようとはしませんが、間違った組合せを設定しよう とすればシステムが拒絶するでしょう。 |
list
メモリ範囲を一覧します。 −a set −b base −l length −o owner attribute clear owner に基づいて消去する場合: −o owner 開始アドレス/長さの組によって消去する場合: −b base −l length 開始アドレスと長さは今あるメモリ範囲と正確に合致しなければなりませ ん。 関連項目 |
FreeBSD 10.0 September 15, 2002 FreeBSD 10.0 |