MD5(9) FreeBSD カーネル開発者マニュアル MD5(9)
名称
MD5, MD5Init, MD5Transform − メッセージダイジェストルーチン |
書式
#include <sys/types.h> void |
MD5Init(MD5_CTX *buf); void |
MD5Transform(u_int32_t buf[4], const unsigned char block[64]); |
解説 |
MD5 モジュールは、RSA Data Security, Inc. の MD5 メッセージダイジェストア ルゴリズム(MD5)を実装しています。これはデータの 128 ビットの MD5 ダイジェ ストを生成します。 |
MD5Init ダイジェストを生成するために MD5Transform() を使用する直前に呼び出さなくてはなりません。引数 buf は次に続いて呼ばれる MD5Transform() ルーチンが生成するダイジェストの格納領域です。
MD5Transform MD5 アルゴリズムの中核で、引数 block で渡される 64 文字の 新しいデータの追加を反映するように、 buf に格納してある MD5 ハッシュを変更します。 著作権 |
MD5 変換のコードはパブリックドメインに置かれていた Colin Plumb の実装から 得ています。 MD5 暗号化チェックサムは Ronald Rivest が考案し、 RFC 1321 "The MD5 Message Digest Algorithm" に記述されています。 FreeBSD 10.0 April 17, 1996 FreeBSD 10.0 |