BOOT(9) FreeBSD カーネル開発者マニュアル BOOT(9)
名称
boot − システムの停止または再起動 |
書式
#include <sys/types.h> void |
boot(int howto); |
解説 |
boot() 関数は、システムの最終的なシステムシャットダウンと、停止または再起 動を取り扱います。行なわれる正確な動作は、 howto で渡されるフラグと、シス テムが自動コンフィギュレーションを既に終えているかどうか、によって決定さ れます。 システムが自動コンフィギュレーションを既に終えている場合には、 boot() は 次の動作をします。 |
1. これが最初の boot() の実施の場合で、 howto に RB_NOSYNC フラグがセットされていなければ、 vfs_unmountall(9) を呼び出すことにより、ディスクの同期とアンマウントを行ないます。
2. 割り込みを無効にします。 3. クラッシュの後の再起動の場合 (すなわち howto に RB_DUMP がセッ トされているが RB_HALT がセットされていない) は、システムク ラッシュダンプを保存します。 4. 以前に登録されたあらゆるシャットダウンフックを実行します。 5. システムが停止させられているのか、再起動させられているのかを示 すメッセージを表示します。 6. howto に RB_HALT がセットされている場合には、システムを停止し ます。そうでなければ、システムを再起動します。 システムが自動コンフィギュレーションをまだ終えていない場合には、 boot() は以前に登録されたあらゆるシャットダウンフックを実行し、メッセージを表示 し、システムを停止します。 関連項目 |
FreeBSD 10.0 February 14, 1997 FreeBSD 10.0 |