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MICROTIME(9) FreeBSD カーネル開発者マニュアル MICROTIME(9)

名称

bintime, getbintime, microtime, getmicrotime, nanotime, getnanotime − 現 在時刻の取得

書式

#include <sys/time.h>

void

bintime(struct bintime *bt);

void

getbintime(struct bintime *bt);

void

microtime(struct timeval *tv);

void

getmicrotime(struct timeval *tv);

void

nanotime(struct timespec *ts);

void

getnanotime(struct timespec *tsp);

解説

bintime() および getbintime() 関数は、 bt によって指定されたアドレスに、 bintime 構造体としてシステム時刻を保存します。 microtime() および getmicrotime() 関数も同等の機能を果たしますが、代わりに timeval 構造体と して時刻を保存します。同様に、 nanotime() および getnanotime() 関数は、 timespec 構造体として時刻を保存します。

bintime(), microtime(), nanotime() は、可能な限り正確な現在時刻を返す時刻 カウンタを、常に請求します。それに反して、 getbintime(), getmicrotime(), getnanotime() 関数は、正確ではないが高速に得られる時刻を返す抽象化です。

getbintime(), getmicrotime(), getnanotime() 関数の意図は、タイマの正確さ 対実行時間のユーザの好みを強化することです。

関連項目

binuptime(9), getbinuptime(9), getmicrouptime(9), getnanouptime(9), microuptime(9), nanouptime(9), tvtohz(9)

歴史

bintime 関数は、 FreeBSD 5.0 で初めて登場しました。 bintime および nanotime 関数は FreeBSD 3.0 で初めて登場しましたが、別の形で 4.4BSD から 存在していました。

作者

このマニュアルページは Kelly Yancey ⟨kbyanc@posi.net⟩ が書きました。

FreeBSD 10.0 September 16, 2004 FreeBSD 10.0

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