XCONSOLE
Section: User Commands (1)
Updated: Release 6.6
索引
xjman
名前
xconsole - システムコンソールメッセージを監視する
書式
xconsole[-toolkitoption ...] [-file file-name]
[-notify] [-stripNonprint] [-daemon] [-verbose] [-exitOnFail]
説明
xconsole
は、/dev/console に送られるメッセージを表示するプログラムである。
オプション
xconsole
に対しては、X ツールキットの標準オプションに加えて以下に示すオプション
を指示することができる:
- -file file-name
-
他のデバイスを監視するには、このオプションにデバイス名を指定する。
このオプションは(デバイスファイルでない)通常ファイルに対しては動作しな
い。なぜなら、通常ファイルはいつでも読み込むことができるからである。
- -notify -nonotify
-
notify オプションを指定すると、コンソールから新しいデータを受け取った
際に
xconsole
のアイコン名に " *" が追加される。この動作により、アプリケーションがア
イコン化されていても新しいデータを受け取ったことがわかるようになる。
-notify オプションはデフォルトで有効である。
- -daemon
-
このオプションを付けると、
xconsole
は、 fork と exit を使ってバックグラウンドで動作する。
- -verbose
-
-verbose
このオプションをセットすると、
xconsole
はテキストバッファの最初の行に有用なメッセージを表示する。
- -exitOnFail
-
このオプションをセットすると、
xconsole
はコンソール出力をリダイレクトできない場合に終了する。
X のデフォルト値
このプログラムは
Athena Text
ウィジェットを使用している。これを制御するには
Athena ウィジェットセット
の文書を参照すること。
ウィジェット
リソースを指定するためには、xconsole を構成するウィジェットの階
層を知っておくと良いだろう。以下の記法においては、インデントで階層構造
を示す。最初の項目がウィジェットのクラス名であり、次の項目がウィジェッ
トのインスタンス名である。
XConsole xconsole
XConsole text
環境変数
- DISPLAY
-
デフォルトのホストとディスプレイ番号を取得するために使う。
- XENVIRONMENT
-
リソースファイルの名前の取得に用いる。取得したファイルの内容は、
RESOURCE_MANAGER プロパティに格納されている大域リソースを上書きする。
ファイル
<XRoot>/lib/X11/app-defaults/XConsole - 必要なリソースを指定
関連項目
X(7), xrdb(1), Athena Text widget
著者
Keith Packard (MIT X Consortium)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- X のデフォルト値
-
- ウィジェット
-
- 環境変数
-
- ファイル
-
- 関連項目
-
- 著者
-
Time: 07:00:43 GMT, January 12, 2009