XON
Section: User Commands (1)
Updated: Release 6.6
索引
xjman
名前
xon - リモートのマシン上で X のプログラムを実行する
書式
xon
remote-host [-access] [-debug] [-name window-name] [-nols] [-screen screen-no]
[-user user-name] [command ...]
説明
xon
は指定したコマンド(デフォルトでは xterm -ls)をリモートホスト上で実行す
る。コマンドの実行には rsh, remsh, rcms が用いられる。xon はリモートマ
シンに環境変数 DISPLAY, XAUTHORITY, XUSERFILESEARCHPATH を渡す。
コマンドが指定されなかった場合、xon は 'xterm -ls' を実行する。さらに
xon はアプリケーション名として 'xterm-remote-host' を指定し、ウィ
ンドウのタイトルとして '-fIremote-host' を指定する。
xon は、リモートホストにパスワード無しでログインできなければ動作しない。
これには .rhosts ファイルにアクセス許可のエントリが必要である。
オプション
オプションは(rlogin と同様に)リモートホスト名の後に記述する点に注意せ
よ。
- -access
-
xhost をローカルで実行し、リモートホストを X サーバのホストアクセスリ
ストに追加する。これが動作するのは、xhost にアクセスリストを変更する許
可が出ている場合だけである。
- -debug
-
通常、xon はリモートプロセスの標準入力、標準出力、標準エラー出力を切断
する。これは、通常ネットワーク上でこれらの入出力の処理を行うデーモンプ
ロセスを排除するためである。-debug オプションを指定すると、入出力
は接続されたままになり、リモートで実行しているプログラムのエラーメッセー
ジをローカル側のホストで受け取ることができる。
- -name window-name
-
このオプションはデフォルトのコマンド(xterm)に対して、別のアプリケーショ
ン名とウィンドウのタイトルを指定する。
- -nols
-
通常、xon はリモートのxterm に -ls オプションを渡す。このオプションは
この動作を止める。
- -screen screen-no
-
このオプションは、リモートのコマンドに渡す DISPLAY 環境変数のスクリー
ン番号を変更する。
- -user user-name
-
デフォルトの動作では、xon はローカルマシンと同じユーザ名を使って
rsh/remsh/rcmd を実行し、リモートのマシンに接続する。このオプションを
用いると、接続するユーザ名として異なる名前を指定できる。リモートユーザ
の .rhosts ファイルに適切なエントリを用意して、リモートのアカウントにア
クセスする認証を得ない限り、これは動作しない。
バグ
リモートホスト、ユーザ名や各種環境変数に空白が含まれているとき、xon は
簡単に誤動作してしまう。
xon には、適切な X の認証情報をリモートホストに送る仕組みがない。
Index
- 名前
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- 書式
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- 説明
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- オプション
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- バグ
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Time: 07:00:45 GMT, January 12, 2009