XCreatePixmap

Section: XLIB FUNCTIONS (3X11)
Updated: Release 6.6
索引 xjman
 

名前

XCreatePixmap, XFreePixmap - ピックスマップを生成または破棄する  

書式

Pixmap XCreatePixmap(display, d, width, height, depth)

      Display *display;

      Drawable d;

      unsigned int widthheight;

      unsigned int depth;

XFreePixmap(display, pixmap)

      Display *display;

      Pixmap pixmap;  

引き数

d
ピックスマップが生成される先のスクリーンを指定する。
depth
ピックスマップの深さを指定する。
display
X サーバへの接続を指定する。
pixmap
ピックスマップを指定する。
width

height
幅と高さを指定する。 この値はピックスマップのディメンジョンを定義する。
 

説明

関数 XCreatePixmap は指定した幅、高さ、深さのピックスマップを生成し、それを一意に示す ピックスマップIDを返す。 引き数 drawble には InputOnly のウィンドウを渡してもよい。 ウィンドウの高さと幅は 0 以外の値でなければならない。 そうでない場合にはエラー BadValue となる。 引き数 depth は、指定したドロウアブルのスクリーンがサポートしている深さの うちのいずれかでなければならない。そうでない場合には、エラー BadValue となる。

X サーバは、どのスクリーン上にピックスマップを生成するのかを決定するため、 引き数で指定されたドロウアブルを利用する。 このピックスマップは他のスクリーン上では使えない。 また、深さが異なるドロウアブルと一緒に使うことはできない(この規則の 例外については XCopyPlane を参照すること)。 ピックスマップの内容の初期状態は未定義である。

XCreatePixmap はエラー BadAlloc, BadDrawable, BadValue を起こすことがある。

関数 XFreePixmap は最初にピックスマップIDとピックスマップの関連付けを削除する。 次に X サーバはピックスマップへの参照がなくなった時に、ピックスマップ のメモリ領域を解放する。 解放した後は、このピックスマップを参照してはならない。

XFreePixmap はエラー BadPixmap を起こすことがある。  

返り値

BadAlloc
要求されたリソースやサーバメモリの割り当てにサーバが失敗した。
BadDrawable
引き数 Drawable の値が、定義されている Window や Pixmap を指していない。
BadPixmap
引き数 Pixmap の値が、定義されている Pixmap を指していない。
BadValue
指定された数値に、リクエストの許容範囲を越えているものがある。引き数に対 して特定の範囲が指定されていなければ、引き数の型で定義されている全ての範 囲が許される。選択肢として定義されている引き数はこのエラーを起こすことが ある。
 

関連項目

XCopyArea(3X11)
Xlib - C Language X Interface


 

Index

名前
書式
引き数
説明
返り値
関連項目

jman



Time: 07:00:48 GMT, January 12, 2009