Window XGetSelectionOwner(display, selection)
Display *display;
Atom selection;
XConvertSelection(display, selection, target, property, requestor, time)
Display *display;
Atom selection, target;
Atom property;
Window requestor;
Time time;
もし新しい所有者(クライアントか None) が、現在のセレクション所有者と異なり、かつ現在の所有者が None でなければ、現在の所有者には SelectionClear イベントが送られる。 セレクションの所有者になっているクライアントが後で終了した(つまり接続 が閉じた)か、リクエストで指定された所有者のウィンドウが後で破棄された 場合には、セレクションの所有者は自動的に None に戻るが、最終更新時間はこの影響を受けない。 セレクションのアトムは X サーバには解釈されない。 XGetSelectionOwner は所有者のウィンドウを返すが、これは SelectionRequest および SelectionClear イベントで通知される。 セレクションは X サーバにおいて大域的に扱われる。
XSetSelectionOwner はエラー BadAtom あるいは BadWindow を起こすことがある。
関数 XGetSelectionOwner は、指定したセレクションを現在所有しているウィンドウに関連づけられたウィ ンドウIDを返す。 セレクションが指定されていない場合には、関数は定数 None を返す。 もし None が返された場合、セレクションの所有者はいない。
XGetSelectionOwner はエラー BadAtom を起こすことがある。
XConvertSelection は、指定したセレクションが指定した型に変換されることを要求する。
引き数はいずれのイベントでも変更されずに送られる。 予め定義されているアトムとしては PRIMARY と SECONDARY の2つがある。
XConvertSelection はエラー BadAtom, BadWindow を起こすことがある。