Boolean XtOwnSelectionIncremental(w, selection, time,
convert_callback, lose_callback, done_callback,
cancel_callback, client_data)
Widget w;
Atom selection;
Time time;
XtConvertSelectionIncrProc convert_callback;
XtLoseSelectionIncrProc lose_callback;
XtSelectionDoneIncrProc done_callback;
XtCancelConvertSelectionProc cancel_callback;
XtPointer client_data;
void XtDisownSelection(w, selection, time)
Widget w;
Atom selection;
Time time;
XtOwnSelectionInrcremental 手続きは、指定したウィジェットがセレクションの所有を求めていることをイ ントリンシクスのインクリメンタルセレクション機構に知らせる。 この関数は、ウィジェットがうまく所有者になれた場合には True を返し、なれなかった場合には False を返す。selection, target, time に関する詳しい情報に ついては、Inter-Client Communication Conventions Manual の 2.6 章を参照すること。
XtOwnSelectionIncremental を使ってセレクションの所有者となったウィジェットは、 XtDisownSelection を使ってセレクションの所有権を放棄することができる。
関数 XtDisownSelection は、指定したウィジェットがセレクションの所有権を失うことを、イントリン シクスのセレクション機構に知らせる。既にセレクションを失っているか、最 初からセレクションを所有していないためにそのウィジェットが現在セレクショ ンを所有していない場合には、 XtDisownSelection は何もしない。
ウィジェットが XtDisownSelection を呼んだ後は、このウィジェットがセレクションを所有していた間のタイムス タンプを持つリクエストが後で到着した場合であっても、この変換手続きは呼 ばれない。 しかし、 XtDisownSelection を呼ぶ前に始まった変換が XtDisownSelection を呼んだ後に終わった場合は、ウィジェットの done 手続きが呼ばれる。