XvQueryEncodings
Section: XFree86 (3X)
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索引
xjman
名前
XvQueryEncodings - アダプタが対応しているエンコーディングのリストを返す
書式
#include <X11/extensions/Xvlib.h>
XvQueryEncodings(dpy, port, p_num_encodings, pp_encoding_info)
register Display *dpy;
XvPortID port;
unsigned long *p_num_encodings;
XvEncodingInfo **pp_encoding_info;
引き数
- *dpy
-
Xv サーバが Xv クライアントからのリクエストを受け付けるディスプレイ画面
を指定する。ディスプレイを指定するオプションが指定されていなければ、Xv
は DISPLAY 環境変数で指定されているディスプレイを使う。ディスプレイ
指定オプションは「ホスト名:番号」という形式である。コロン 1 つ(:)でな
く、コロン 2 つ(::)を使った場合には、トランスポート層で DECnet を使う
ことが指定される。
- port
-
エンコーディングのリストを問い合わせるアダプタを持つポートを指定する。
- p_num_encodings
-
アダプタがサポートしているエンコーディングの数へのポインタが書き込まれ
る。
- pp_encoding_info
-
返されるエンコーディング情報のリストへのポインタが返される。
XvEncodingInfo は、以下の内容を持つ構造体である:
typedef struct {
XvEncodingID encoding_id;
char *name;
unsigned long width;
unsigned long height;
XvRational rate;
unsigned long num_encodings;
} XvEncodingInfo;
- encoding_id
-
エンコーディングの ID を指定する。エンコーディング ID は、ポートの
エンコーディング属性が変化した時にエンコーディングを識別するために使わ
れる。
- name
-
エンコーディングを識別するための整形された文字列へのポインタ。この文字
列は "タイミング-シグナルの種類" という形式である。例えば
"ntsc-composite" などである。
- width,height
-
デコードされるビデオイメージの幅と高さ(ピクセル単位)。
- rate
-
デコードされるビデオのフィールドレート。
XvRational 構造体は、分数を指定するために用いる。
これは以下のような構造体である:
typedef struct {
int numerator;
int denominator;
} XvRational;
numerator は分子を表し、denominator は分母を表す。
説明
XvQueryEncodings(3X) はアダプタについてのエンコーディング情報を返す。
それぞれのエンコーディングは、前述の XvEncodingInfo 構造体によって記述
される。エンコーディングはエンコーディング ID によって識別される。この
値を使うとポートのエンコーディング属性の設定や取得を行うことができる。
返り値
- [Success]
-
XvQueryEncodings(3X) が正常に終了した場合に返される。
- [XvBadExtension]
-
Xv 機能拡張が使用できない場合に返される。
- [XvBadAlloc]
-
XvQueryEncodings(3X) がリクエストを処理するためのメモリの割り当てに失
敗した場合に返される。
診断
- [XvBadPort]
-
要求されたポートが存在しない場合に生成される。
関連項目
XvFreeEncodingInfo(3X)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 診断
-
- 関連項目
-
Time: 07:01:04 GMT, January 12, 2009