GLARRAYELEMENT

Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
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名前

glArrayElement - 頂点列の指定された要素を使って頂点をレンダリングする

 

書式

void glArrayElement( GLint i ) 





delim $$

 

引き数





i


有効状態にされている頂点データ列におけるインデックスを指定する。


 

説明









glArrayElement は glBegin/glEnd のペアに挟まれ
た部分で使い、点・線・ポリゴンプリミティブに対して頂点データと属性データ
を指定する。
glArrayElement が呼ばれたときに GL_VERTEX_ARRAY が有効
ならば、頂点はひとつだけ描画される。この際には
有効状態になっている配列の位置 i にある頂点データと属性データが
使われる。
GL_VERTEX_ARRAY が有効でなければ描画は行われないが、
有効状態である配列に対応する属性群は変更される。






頂点データをインデックス付けすることによるプリミティブを作る場合には
glArrayElement を使うこと。
データの配列を最初から最後の順に流すことは行わないほうがよい。
glArrayElement の一度の呼び出しではひとつの頂点しか指定しないため、
個々の三角形要素ごとにひとつの法線を指定するなど、
プリミティブごとの属性を明示的に指定することが可能である。





glBegin と、その対となる glEnd の間で配列のデータが
変更された場合には、この glBegin/glEnd の間で呼び出さ
れた glArrayElement が受ける影響は処理の順番通りにならないこと
がある。






配列の変更の前にある glArrayElement はデータを変更する可能性が
あり、配列データの変更後に glArrayElement を呼び出すと
変更前のデータにアクセスする可能性がある。
 

注意



glArrayElement はバージョン 1.1 以降の GL でしか利用できない。







glArrayElement はディスプレイリストに含まれる。
glArrayElement がディスプレイリストに入っている場合は、
必要な配列データ(配列のポインタと有効状態にする指示によって決まる)も
ディスプレイリストに入れられる。
配列のポインタと有効状態にする指示はクライアント側で持つ状態なので、
これらの値がディスプレイリストに影響を与えるのは
リストが実行された時点でなく、リストが生成された時点である。
 

関連項目


glClientActiveTextureARB(3G),
glColorPointer(3G),
glDrawArrays(3G),
glEdgeFlagPointer(3G),
glGetPointerv(3G),
glIndexPointer(3G),
glInterleavedArrays(3G),
glNormalPointer(3G),
glTexCoordPointer(3G),
glVertexPointer(3G)





 
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Time: 07:01:04 GMT, January 12, 2009