GLBITMAP

Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
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名前

glBitmap - ビットマップを描画する

書式

void glBitmap( GLsizei width,


                 GLsizei height,
                 GLfloat xorig,
                 GLfloat yorig,
                 GLfloat xmove,
                 GLfloat ymove,
                 const GLubyte *bitmap )

delim $$

引き数

width, height: ビットマップイメージの幅と高さを指定する。
xorig, yorig: ビットマップイメージの原点の位置を指定する。原点の位置はビットマップの左下から測り、右上方向が正の軸方向となる。
xmove, ymove: ビットマップを描画した後に、現在のラスタ位置に追加する x, y のオフセット値を指定する。
bitmap: ビットマップイメージのアドレスを指定する。

説明

ビットマップとはバイナリイメージである。ビットマップを描画すると、ビットマップは現在のラスタ位置からの相対位置に配置され、ビットマップ内で 1 になっている部分に対応するフレームバッファのピクセルに書き込みが行われる。この際には現在のラスタ色またはインデックスが使われる。ビットマップ内で 0 になっている部分に対応するフレームバッファのピクセルは変化しない。 glBitmap は 7 個の引き数を取る。最初のふたつの引き数は、ビットマップの幅と高さを指定する。次のふたつの引き数は、ビットマップの原点の位置を指定する。位置指定はビットマップイメージの左下隅からの相対座標で行う。その次のふたつの引き数は、ビットマップを描画した後に現在のラスタ位置に追加する x, y のオフセットを指定する。最後の引き数はビットマップそのものを指すポインタである。このビットマップイメージは、glDrawPixels にイメージデータを与えた場合と似たような解釈をされる。その場合の width と height はこのコマンドの対応する幅と高さであり、type は GL_BITMAP であり、format は GL_COLOR_INDEX である。 glPixelStore を使ってモードを指定すると、ビットマップイメージデータの解釈にも影響する。ただし glPixelTransfer を使ったモード指定は影響しない。現在のラスタ位置が不正である場合、glBitmap は無視される。正しい場合は、ビットマップイメージの左下隅がウィンドウ座標

$ x sub w ~=~ |_ ~ x sub r ~-~ x sub o ~ _| $

$ y sub w ~=~ |_ ~ y sub r ~-~ y sub o ~ _| $

に配置される。ここで $ ( x sub r , y sub r ) $ はラスタ位置であり、 $ ( x sub o , y sub o ) $ はビットマップの原点である。次に、ビットマップイメージ内で 1 になっている部分に対応する各ピクセルについて微小要素が生成される。これらの微小要素は現在のラスタ座標の z 座標、色または色インデックス、現在のラスタテクスチャ座標を使って生成される。
その後は、これらの微小要素は点、線分、ポリゴンによって生成された場合と同様に扱われる。これにはテクスチャマッピング、フォグ処理、微小要素への全ての操作(アルファテストや深さテスト等)が含まれる。ビットマップが描画された後は、現在のラスタ位置の x, y 座標にはそれぞれ xmove と ymove が加えられる。現在のラスタ位置の z 座標、現在のラスタ色、テクスチャ座標、インデックスは全く変化しない。

注意

ビューポート外で正しいラスタ位置を指定するには、まずビューポート内で正しいラスタ位置を指定し、次に glBitmap 関数を bitmap 引き数に NULL, xmove 引き数と ymove 引き数に新しいラスタ位置のオフセットを指定して呼び出す。このテクニックは、ビューポートの回りで画像をパンニングさせるときに便利である。

エラー

width または height が負の値の場合、GL_INVALID_VALUE エラーとなる。 glBegin とその対となる glEnd の間で glBitmap が実行された場合、GL_INVALID_OPERATION エラーとなる。

jman

Time: 07:01:04 GMT, January 12, 2009

GLBITMAP

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注意

エラー

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関連項目

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