GLCOLORMATERIAL

Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
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名前

glColorMaterial - 材質色をカレント色に追従させる

 

書式

void glColorMaterial( GLenum face, 

                        GLenum mode )

 

引き数

face
前面または背面あるいは両面の材質パラメータを指定して、 カレント色に追従させる。 指定できる値は GL_FRONT, GL_BACK, GL_FRONT_AND_BACK である。 初期値は GL_FRONT_AND_BACK である。
mode
カレント色に追従させる材質パラメータを指定する。 指定できる値は GL_EMISSION, GL_AMBIENT, GL_DIFFUSE, GL_SPECULAR, GL_AMBIENT_AND_DIFFUSE である。 初期値は GL_AMBIENT_AND_DIFFUSE である。
 

説明

glColorMaterial は、どの材質パラメータをカレント色に 追従させるのかを指定する。 GL_COLOR_MATERIAL が有効な場合、 face で指定した材質(複数の場合もある)の mode で指定した材質パラメータ(複数の場合もある)は 常にカレント色に追従する。 GL_COLOR_MATERIAL を有効または無効にするには、 引き数に GL_COLOR_MATERIAL を指定して glEnable または glDisable を呼ぶこと。 GL_COLOR_MATERIAL は初期状態では無効である。  

注意

glColorMaterial を使うと、 glMaterial を呼ばなくても glColor 関数を使うだけで、 ある材質パラメータ群を各頂点について変更することができる。 こういった材質パラメータ群を各頂点について指定するだけであれば、 glMaterial を呼ぶよりも glColorMaterial を呼ぶほうが望ましい。 glColorMaterial は GL_COLOR_MATERIAL を有効にする 前に呼ぶこと。 色配列が有効な場合、glDrawElements, glDrawArrays, glDrawRangeElements を呼ぶとカレント色は不定のままとなる。 カレント色が不定のときに glColorMaterial が有効になると、 face と mode によって決まる材質ライティング状態も不定となる。 GL のバージョンが 1.1 以降であり、かつ GL_COLOR_MATERIAL が有効ならば、 色の評価値はライティングの計算式の結果に影響を与える。 これはカレント色が変更されたかのように見えるが、 ライティングパラメータの現在色への追従に対しては変化は起こらない。  

エラー

GL_INVALID_ENUM: face または mode に不正な値が指定されると起こる。 GL_INVALID_OPERATION: glBegin と、その対になる glEnd の間で glColorMaterial が実行されると起こる。  

関連する取得値

引き数 GL_COLOR_MATERIAL を指定した glIsEnabled
引き数 GL_COLOR_MATERIAL_PARAMETER を指定した glIsEnabled
引き数 GL_COLOR_MATERIAL_FACE を指定した glIsEnabled  

関連項目

glColor(3G), glColorPointer(3G), glDrawArrays(3G), glDrawElements(3G), glDrawRangeElements(3G), glEnable(3G), glLight(3G), glLightModel(3G), glMaterial(3G)

 

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引き数
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注意
エラー
関連する取得値
関連項目

jman


Time: 07:01:05 GMT, January 12, 2009