GLDEPTHFUNC
Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
索引
xjman
名前
glDepthFunc
- デプスバッファとの比較に使うための値を指定する
書式
void glDepthFunc(
GLenum func )
引き数
- func
-
深さを比較するための関数を指定する。
指定できる値は
GL_NEVER,
GL_LESS,
GL_EQUAL,
GL_LEQUAL,
GL_GREATER,
GL_NOTEQUAL,
GL_GEQUAL,
GL_ALWAYS
である。
初期値は GL_LESS である。
説明
glDepthFunc は、
入力されるピクセル深さの値と現在デプスバッファに入っている深さ値を
比較する際に使われる関数を指定する。
比較が行われるのは、深さテストの機能が有効になっている場合だけである。
(glEnable と glDisable の GL_DEPTH_TEST の説明
を参照すること。)
func は、ピクセルを描画する際の条件を指定する。
比較関数は次の通りである:
- GL_NEVER
-
必ず失敗する。
- GL_LESS
-
入力された深さ値が格納されている深さ値よりも小さい場合に成功する。
- GL_EQUAL
-
入力された深さ値が格納されている深さ値と同じ場合に成功する。
- GL_LEQUAL
-
入力された深さ値が格納されている深さ値以下のの場合に成功する。
- GL_GREATER
-
入力された深さ値が格納されている深さ値よりも大きい場合に成功する。
- GL_NOTEQUAL
-
入力された深さ値が格納されている深さ値と同じでない場合に成功する。
- GL_GEQUAL
-
入力された深さ値が格納されている深さ値以上の場合に成功する。
- GL_ALWAYS
-
必ず成功する。
func の初期値は GL_LESS である。
初期状態では深さテストの機能は無効になっている。
注意
デプスバッファが存在し、深さマスクの値が 0 でない場合であっても、
深さテストの機能が無効ならばデプスバッファは更新されない。
エラー
GL_INVALID_ENUM:
func の値が不正である場合に起こる。
GL_INVALID_OPERATION:
glBegin と、その対になる glEnd の間で
glDepthFunc を実行すると起こる。
関連する取得値
引き数 GL_DEPTH_FUNC を指定した glGet
引き数 GL_DEPTH_TEST を指定した glIsEnabled
関連項目
glDepthRange(3G),
glEnable(3G),
glPolygonOffset(3G)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- 注意
-
- エラー
-
- 関連する取得値
-
- 関連項目
-
Time: 07:01:06 GMT, January 12, 2009