GLLOGICOP

Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
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名前

glLogicOp - 色インデックスの描画におけるピクセルの論理操作を指定する

 

書式

void glLogicOp( GLenum opcode )


 

引き数

opcode
論理操作を選ぶためのシンボル定数を指定する。 次のシンボル定数が指定できる: GL_CLEAR, GL_SET, GL_COPY, GL_COPY_INVERTED, GL_NOOP, GL_INVERT, GL_AND, GL_NAND, GL_OR, GL_NOR, GL_XOR, GL_EQUIV, GL_AND_REVERSE, GL_AND_INVERTED, GL_OR_REVERSE, GL_OR_INVERTED。 初期値は GL_COPY である。
 

説明

glLogicOp は論理操作を指定する。 この論理操作は(有効なときには)、 入ってくる色インデックス値または RGBA 値と、 フレームバッファ内でこれらの値に対応する位置にある 色インデックス値または RGBA 値の間で適用される。 論理操作を有効または無効にするには、 RGBA モードの場合にはシンボル定数 GL_COLOR_LOGIC_OP, 色インデックスモードの場合にはシンボル定数 GL_INDEX_LOGIC_OP を指定してglEnable および glDisable を呼ぶこと。 初期状態ではどちらの論理操作も無効となっている。

オペコード結果として起こる操作

GL_CLEAR0
GL_SET1
GL_COPYs
GL_COPY_INVERTED~s
GL_NOOPd
GL_INVERT~d
GL_ANDs & d
GL_NAND~(s & d)
GL_ORs | d
GL_NOR~(s | d)
GL_XORs ^ d
GL_EQUIV~(s ^ d)
GL_AND_REVERSEs & ~d
GL_AND_INVERTED~s & d
GL_OR_REVERSEs | ~d
GL_OR_INVERTED~s | d

opcode はシンボル定数であり、上記のリストから選ぶ。 論理操作の説明においては、s は入ってくる色インデックス であり、d はフレームバッファ内のインデックス値である。 表では標準 C 言語の演算子を使っている。 これらのビット単位の操作が示すように、論理操作は 入出力のインデックスまたは色のそれぞれのビットに対して 独立に行われる。  

注意

色インデックスの論理操作には必ず対応している。 RGBA の論理操作に対応しているのは、バージョン 1.1 以降の GL だけである。 描画が有効になっている RGBA 色バッファまたはインデックスバッファが 複数個ある場合には、論理操作は有効状態のバッファそれぞれについて 別々に実行され、そのバッファの内容が対象値として使われる (glDrawBuffer を参照すること)。  

エラー

GL_INVALID_ENUM: opcode の値が不正な場合に起こる。 GL_INVALID_OPERATION: glBegin と、その対になる glEnd の間で glLogicOp が実行されると起こる。  

関連する取得値

引き数 GL_LOGIC_OP_MODE を指定した glGet
引き数 GL_COLOR_LOGIC_OP または GL_INDEX_LOGIC_OP を指定した glIsEnabled  

関連項目

glAlphaFunc(3G), glBlendFunc(3G), glDrawBuffer(3G), glEnable(3G), glStencilOp(3G)


 

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名前
書式
引き数
説明
注意
エラー
関連する取得値
関連項目

jman



Time: 07:01:09 GMT, January 12, 2009