GLPIXELMAP

Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
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名前

glPixelMapfv, glPixelMapuiv, glPixelMapusv - ピクセル転送時のマッピングを設定する

書式

void glPixelMapfv( GLenum map,


                     GLint mapsize,
                     const GLfloat *values )

void glPixelMapuiv( GLenum map,


                      GLint mapsize,
                      const GLuint *values )

void glPixelMapusv( GLenum map,


                      GLint mapsize,
                      const GLushort *values )

delim $$

引き数

map: マッピングのシンボル名を指定する。値は以下のいずれかでなければならない: GL_PIXEL_MAP_I_TO_I, GL_PIXEL_MAP_S_TO_S, GL_PIXEL_MAP_I_TO_R, GL_PIXEL_MAP_I_TO_G, GL_PIXEL_MAP_I_TO_B, GL_PIXEL_MAP_I_TO_A, GL_PIXEL_MAP_R_TO_R, GL_PIXEL_MAP_G_TO_G, GL_PIXEL_MAP_B_TO_B, GL_PIXEL_MAP_A_TO_A。
mapsize: 定義するマップの大きさを指定する。
values: mapsize の値の配列を指定する。

説明

glPixelMap は変換テーブル(すなわち maps)を設定する。この変換テーブルは次の関数に使われる: glCopyPixels, glCopyTexImage1D, glCopyTexImage2D, glCopyTexSubImage1D, glCopyTexSubImage2D, glCopyTexSubImage3D, glDrawPixels, glReadPixels, glTexImage1D, glTexImage2D, glTexImage3D, glTexSubImage1D, glTexSubImage2D, glTexSubImage3D。これに加え、実装が GL_ARB_imaging の一部に対応している場合には、この関数は glColorTable, glColorSubTable, glConvolutionFilter1D, glConvolutionFilter2D, glHistogram, glMinmax, glSeparableFilter2D にも使われる。これらのマップの使いかたは、 glPixelTransfer のマニュアルページで詳しく説明されている。ピクセル転送およびテクスチャイメージ転送コマンドのマニュアルページでも部分的に説明されている。マップの仕様が説明されるのは、このマニュアルページだけである。 map はマップのシンボル名であり、設定するマップを 10個の中からひとつ指定する。 mapsize はマップが持つ項目の数を指定し、 values はマップ値の配列(大きさが mapsize)を指すポインタである。 10個のマップについて以下で説明する:

GL_PIXEL_MAP_I_TO_I

色インデックスを色インデックスにマップする。

GL_PIXEL_MAP_S_TO_S

ステンシルインデックスをステンシルインデックスにマップする。

GL_PIXEL_MAP_I_TO_R

色インデックスを赤色要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_I_TO_G

色インデックスを緑色要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_I_TO_B

色インデックスを青色要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_I_TO_A

色インデックスをアルファ値要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_R_TO_R

赤色要素を赤色要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_G_TO_G

緑色要素を緑色要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_B_TO_B

青色要素を青色要素にマップする。

GL_PIXEL_MAP_A_TO_A

アルファ値要素をアルファ値要素にマップする。マップが持つ項目は、単精度の浮動小数点値、符号なしの short integer, 符号なしの long integer で指定できる。色要素値を格納しているマップ( GL_PIXEL_MAP_I_TO_I と GL_PIXEL_MAP_S_TO_S を除く全て)は、値を浮動小数点値で持っている。仮数部と指数部の大きさは未定義である。 glPixelMapfv で指定した浮動小数点値は、これらのマップの内部表現の浮動小数点形式に直接変換され、それから [0, 1] の範囲になるように調整される。 glPixelMapusv, glPixelMapuiv で指定された符号なし整数値は浮動小数点値に変換される。この変換は、表現可能な最大の整数が 1.0 にマップされ、 0 が 0.0 にマップされる線形な変換である。インデックスを格納するマップ (GL_PIXEL_MAP_I_TO_I, GL_PIXEL_MAP_S_TO_S) は値を固定小数点値で持つ。二進小数点から右のビット数は未定義である。 glPixelMapfv で指定された浮動小数点値は、これらのマップの内部形式の固定小数点値に直接変換される。 glPixelMapusv, glPixelMapuiv で指定された符号なし整数値は、二進小数点から右を全て 0 とすることで整数値を示す。次に示す表は、それぞれのマップについて、大きさと値の初期を示す。色またはステンシルをインデックス表現しているマップは、何らかの $n$ について mapsize = $2 sup n$ でなければならない。そうでない場合はエラーとなる。それぞれのマップに許される最大の大きさは実装依存である。この大きさは、引き数 GL_MAX_PIXEL_MAP_TABLE を指定して glGet を呼ぶことで調べられる。最大値はひとつ調べれば、その値が全てに当てはまる。この値は少なくとも32である。


*map*	参照インデックス	参照値	初期サイズ	初期値

GL_PIXEL_MAP_I_TO_I	色インデックス	色インデックス	1	0
GL_PIXEL_MAP_S_TO_S	ステンシルインデックス	ステンシルインデックス	1	0
GL_PIXEL_MAP_I_TO_R	色インデックス	R	1	0
GL_PIXEL_MAP_I_TO_G	色インデックス	G	1	0
GL_PIXEL_MAP_I_TO_B	色インデックス	B	1	0
GL_PIXEL_MAP_I_TO_A	色インデックス	A	1	0
GL_PIXEL_MAP_R_TO_R	R	R	1	0
GL_PIXEL_MAP_G_TO_G	G	G	1	0
GL_PIXEL_MAP_B_TO_B	B	B	1	0
GL_PIXEL_MAP_A_TO_A	A	A	1	0

エラー

GL_INVALID_ENUM: map の値が不正な場合に起こる。 GL_INVALID_VALUE: mapsize が 0 以下か、GL_MAX_PIXEL_MAP_TABLE より大きい場合に起こる。 GL_INVALID_VALUE: map が GL_PIXEL_MAP_I_TO_I, GL_PIXEL_MAP_S_TO_S, GL_PIXEL_MAP_I_TO_R, GL_PIXEL_MAP_I_TO_G, GL_PIXEL_MAP_I_TO_B, GL_PIXEL_MAP_I_TO_A のいずれかであり、かつ mapsize が 2 の累乗でない場合に起こる。 GL_INVALID_OPERATION: glBegin と、その対になる glEnd の間で glPixelMap が実行されると起こる。

jman

Time: 07:01:09 GMT, January 12, 2009

GLPIXELMAP

名前

書式

引き数

説明

エラー

関連する取得値

関連項目

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