GLPRIORITIZETEXTURES

Section: Misc. Reference Manual Pages (3G)
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名前

glPrioritizeTextures - テキスチャを常駐させる際の優先度を設定する

書式

void glPrioritizeTextures( GLsizei n,


                             const GLuint *textures,
                             const GLclampf *priorities )

引き数

n: 優先度を付けるテクスチャの数を指定する。
textures: 優先度を付けるテクスチャ名前を持つ配列を指定する。
priorities: テクスチャの優先度を持つ配列を指定する。 priorities 配列の要素として指定された優先度は、 textures 配列で対となる位置にある名前が指定するテクスチャに適用される。

説明

glPrioritizeTextures は、 priorities によって指定された n 個のテクスチャ優先度を textures によって指定された n 個のテクスチャに割り当てる。 GL はテクスチャの「ワーキングセット」を作る。これは、テクスチャメモリ上に常駐するテクスチャである。常駐しているテクスチャは、常駐していないテクスチャよりも効率的にテクスチャの対象に割り当てることができる。アプリケーションは glPrioritizeTextures を使ってそれぞれのテクスチャに優先度を指定することにより、どのテクスチャを常駐させるべきかについての GL の実装の判断を補助できる。 priorities に指定する優先度は、割り当てられる前に [0,1] の範囲に補正される。 0 は最も低いプライオリティを示す。プライオリティ 0 のテクスチャは常駐する可能性が最も低い。 1 は最も高いプライオリティを示す。プライオリティ 1 のテクスチャは常駐する可能性が最も高い。しかし、実際に使用されるまでは、そのテクスチャが常駐している保証はない。テクスチャ 0 に優先度を設定しようとしたり、存在するテクスチャに対応しない名前に優先度を設定しようとしても、 glPrioritizeTextures は黙って無視する。 glPrioritizeTextures は、 f2textures によって指定されるテクスチャがテクスチャ対象に割り当てられていることをまったく必要としない。 glTexParameter はテクスチャの優先度の設定だけでなく、テクスチャが現在割り当てられているかどうか調べるためにも利用できる。これは、デフォルトのテクスチャの優先度を設定する唯一の方法である。

注意

glPrioritizeTextures を使えるのは、バージョン 1.1 以降の GL だけである。

エラー

GL_INVALID_VALUE: n が負の値の場合に起こる。 GL_INVALID_OPERATION: glBegin と、その対になる glEnd の間で glPrioritizeTextures が実行されると起こる。

jman

Time: 07:01:10 GMT, January 12, 2009

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